【中山国小駅すぐ】一人旅ならばここで必要十分!アロフト台北中山宿泊記

aloft_taipei-21

今回のどさ回りではソウル、香港と同様台北にも三泊。予算内で宿泊を手配するにあたり、最も頭を悩ませたのが台北でした。

よく知られている通り、台北のホテル料金は数年前から高騰しています。香港が直近少し落ち着きつつあるのに対し、台北は引き続き高止まり。

ファシリティの品質と、現地物価を考慮すると高いし値打ち感全然ないなー…といつも思っていました。(ヒルトンやAccorに到っては、台北市内に加盟ホテルが存在しないですし)

そんな悩ましい台北での滞在先選びですが、今回はSPGの新規開業ホテル「アロフト台北中山(Aloft Taipei Zhongshan)」に宿泊してきました。既存のホテルラインナップの中では最も廉価な域に入るAloftでの宿泊、果たしてどんな具合だったのでしょうか。

Sponsored Link



広告

台北桃園空港→アロフト台北中山

taipei_bus_1841

アロフト台北は地下鉄中山國小駅至近。ホテルのほぼ目の前に空港バス停留所があるようなので、今回はタクシーやUberではなく、空港バスを利用してみました。

中山國小駅を経由するのは國光客運の1841番松山空港行き。1840番との兄弟路線ですが、1840番が松山空港まで直通で結ぶのに対し、この1841番は各駅停車タイプです。

香港のバスでいう所のEXX系統のようなこのバス、空港内をグルグル回った後は桃園の田舎道を一般路線バスのごとく走行、桃園市中心部に到った所でようやく高速道路に入るルーティングです。前半はかなりじれったい感じですが、露出の激しいビンロウ屋など、台湾の片田舎の風景が楽しめ、個人的にはオススメです。

私が乗車した時は中山國小駅まで所要時間一時間ちょっと。スムーズに走行してこれですから、ラッシュ時はもう少し時間がかかりそうです。

aloft_taipei-22

aloft_taipei-23

空港バスの停留所は道路の中央部分にありますので、スーツケースをゴロゴロ転がし、ホテルに向かいます。距離にして100mもありませんが、豪雨の時はちょっと困ってしまうかも。

 

アロフト台北中山 チェックイン

aloft_taipei-24

aloft_taipei-25

aloft_taipei-26

アロフトらしいポップな玄関をくぐると、目の前に円形のレセプションデスクがあります。レセプションにはオレンジ色のブルゾン風のユニフォームを身につけた若いスタッフが三名。みな流暢な英語を話し、非常に感じの良い応対です。

「Mr.Ebiは今回我々のホテルに初宿泊ですね!既にご存じかもしれませんが、アロフトブランドのホテルではSPGプラチナメンバー向けのアップグレードを提供していないません。しかし、今回は初めてのご宿泊ですので、特別にバスタブ付きの部屋にアップグレードしますね!」ということで、首尾良くバスタブつきの少し広めの部屋をゲットしました。かたじけない…。

ついでに、周辺のローカルフードやナイスなマッサージ店がないかと尋ねると、わざわざ地図を持ち出してきて、スタッフ間で相談し合いながら親切に説明してくれます。なんとなく学生的なノリは否めませんが、そもそもそういうブランドコンセプトのホテルですし、型にはまったマニュアル対応をされるよりはよっぽど良いでしょう。そういった視点からは、このホテルのスタッフは間違いなく二重丸です。

aloft_taipei-27

aloft_taipei-28

アロフト台北中山 Breezy Room 客室内の様子

aloft_taipei-1

aloft_taipei-2

さて、初回滞在スペシャルということでアップグレードしてもらった客室はこちら。最安カテゴリのAloft Roomと比較すると1,000TWDほどの料金アップとなる、Breezy Roomです

客室の広さは40平米弱でしょうか。実際の平米数以上に広々とした印象をうけるのは、ソファが設置されておらず、ライティングデスクも壁側に寄せて設えられている為でしょう。

aloft_taipei-3

ぶっ飛んだ感じのインテリアではなく、アロフトブランドとしては大人しい部類に入ると思われるこの部屋。ドット絵調の男女が描かれた抱き枕のみが、異彩を放っています。

aloft_taipei-4

aloft_taipei-29

ライティングデスクはこちら。新しいホテルらしく、ユニバーサル対応のコンセントも完備されています。デスクにはGMからの手書きのウェルカムカードが置かれていました。こういった気遣いは嬉しいですね。

aloft_taipei-7

無料のコーヒー紅茶もセットされています。怪しげな中華ブランド、ということはなく、コーヒーはilly、紅茶はTWGがおごられています。これまた好印象ポイントです。

aloft_taipei-13

クローゼットの中身はこんな感じ。たっぷりスペースが確保されていますし、アイロンセットもあるので、1週間くらいの滞在ならば全く問題ないでしょう。

aloft_taipei-14

こうやって見てみると、形状の差こそあるものの、客室面積は最安値カテゴリの部屋と大差ないことがわかります。バスタブの有無にこだわらなければ、元々予約していた最安値部屋でも全く問題なく、快適に過ごせそうですね!

 

アロフト台北中山 Breezy Room 浴室

aloft_taipei-10

aloft_taipei-12

浴室は嬉しい洗い場付きタイプ。日本式浴室にインスパイアーされている感じです。湯量・水圧ともにばっちりで、香港で4日間バスタブなしで過ごしてきた身にはなおのことありがたく感じられました。

aloft_taipei-11

壁に据え付けられたボディーソープ&リンスインシャンプーはアロフト標準仕様。ただ、使われているブランドそのものは W Hotels のものと共通ですので、品質は悪くありません。

aloft_taipei-8

 

 

aloft_taipei-9

シンクはシングルタイプ。別途石鹸とボディーローションが設置されています。写真にはおさめていませんが、トイレもウォシュレット完備。全てにおいて卒なく、充実した仕様のバスルームでした。

 

アロフト台北中山 朝食

SPGプラチナ会員向けのギフトは、250スターポイントか無料朝食のいずれかからの選択。今回は朝食を選びましたが、これは残念ながらハズレ…。

aloft_taipei-30

aloft_taipei-31

aloft_taipei-32

aloft_taipei-33

aloft_taipei-34

最上階のバーが朝食会場になっており、ここでビュッフェ形式で提供される朝食。品揃え・味ともにかなり微妙な感じでした。

後述しますが、ホテルの裏手にはローカルな飲食店が多数存在します。どうしても洋朝食でないと嫌だ!という場合を除いては、ウェルカムギフトとしてはポイントをもらっておいて、朝食は裏の屋台で済ませた方が、満足度が高いと思います。

Sponsored Link



アロフト台北中山 周辺環境

aloft_taipei-22

先述の通り、交通アクセスは非常に良好です。地下鉄の中山國小駅から徒歩2-3分かつ、ホテルの目の前にバス停が存在します。公共交通を使って台北市内を観光したい向きにとっては非常に使い勝手のよいホテルであるように思われます。

aloft_taipei-16

ホテルの裏手には屋台街が。夜市という看板が出ていますが、特段夜間営業に特化しているわけではないようで、朝でも昼でもそれなりに賑わっています。

屋台街の両脇にはコンビニ、ドラッグストア、マッサージ店が林立していますので、この手のニーズが発生した場合は難なく消化可能でしょう。

aloft_taipei-15

aloft_taipei-17

aloft_taipei-18

如何にも台湾といった雰囲気を味わいつつ、南国らしくゆるーく寛ぐ動物たちを眺めたりするのも乙なものです。

 

アロフト台北中山 滞在のまとめ

アロフトとしては若干高めな料金設定であるような気もしますが、朝食を除いてはハード・ソフト共にレベルが高く、コストパフォーマンスの良いホテルでした。

これまで、台北はなかなか定宿が決まらなかったのですが、今後はここで全然問題ないかも…と思ったり。

Sponsored Link



広告