2016年3Q ヒルトンホテルズ Conrad & Waldorf Astoria 限定 ボーナスポイントプロモーション

Promo_Hhonors

ヒルトンホテルズの上位ブランド、Conrad(コンラッド)とWaldorf Astoria(ウォルドルフ・アストリア)において、新しいボーナスポイントプロモーションが始まりました。

ヒルトンは、彼らのブランドポートフォリオの中でもUpscaleなこれらのホテルへの宿泊をHHonors会員に対して訴求したいらしく、これまでも定期的に同様のプロモーションが展開されてきました。

今回のプロモーションは、”予約時に特定のプロモーションコードを入力必須”という点で、今までのものと少々異なります。プロモーションコードを入力した場合の料金がどうなるかを含め、レビューしていきます。

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Conrad & Waldorf Astoria 限定プロモーションの概要

プロモーション①:1泊2,000ボーナスポイントVer.
・プロモーション対象ホテル:Waldorf Astoria or Conrad Hotels
・対象となる宿泊:
2016/6/16-12/31までの間に予約と滞在の両方を完了した場合
・得られるボーナスポイント:1泊あたり2,000pts (上限8,000pts/滞在)
・注意事項
こちらのページから事前登録が必要
予約時にPromotion Code”PBK2P1″を入力し、専用の宿泊プランでの予約必須
-名目上、プロモーションのEメールを受領した会員だけが対象(とはいうものの過去の事例を見るに、専用ページから登録が完了すれば、問題なく加算されると推定されます)
プロモーション②:2泊以上の滞在で5,000ボーナスポイントVer.
・プロモーション対象ホテル:Waldorf Astoria or Conrad Hotels
・対象となる宿泊:
→2016/6/16-12/31までの間に予約と滞在の両方を完了した場合
・得られるボーナスポイント:1滞在あたり5,000pts (最低宿泊2泊)
・注意事項
こちらのページから事前登録が必要
予約時にPromotion Code”PBK5P1″を入力し、専用の宿泊プランでの予約必須
-名目上、プロモーションのEメールを受領した会員だけが対象(とはいうものの過去の事例を見るに、専用ページから登録が完了すれば、問題なく加算されると推定されます)

予約そのものをHiltonの公式サイトから行わなければならないのは勿論のことですが、今回はこれに加えて、プロモーションコードの指定をする必要があります。

Rate_search

トップページ > ADVANCED SEARCH > Add a Special Rate Code > Promo Code のところに、PBK2P1 ないしは PBK5P1 を入力して検索すると、プロモーション専用料金が表示されます。

プロモーションコードを入力したとき、表示される料金はどうなる?

これらのプロモーションコードを入力したとき、表示される料金はどのようなものなのでしょうか。あまりにも割高だと、プロモーションに参加する意味が失われてしまいます。

さしあたっては、身近なコンラッドの中で比較的料金が安い Conrad Bangkok と、強気な料金設定が続く Conrad Tokyo でのレート設定を確認しました。
★Conrad Bangkok

CRDBKK-STD CRDBKK-2K CRDBKK-5K

★Conrad Tokyo

CRDTYO-STD CRDTYO-2K CRDTYO-5K

PBK2P1/PBK5P1 いずれのプロモーションコードを入力した場合でも、全く同じ料金が表示されました。

通常料金と比較する視点で見ると、これらのプロモーション料金は”FLEXIBLE RATE”と同額に設定されており、事前決済型セール料金が存在する場合は、後者の方が著しく割安です。

一方、会員専用のフレキシブル料金 “HHONORS DISCOUNT” との差額は小さく、ポイントの実質価値(使い方にもよりますが、概ね1ポイント0.4円くらいでしょうか…?)を考えると「アリ」かもしれません。

 

Conrad & Waldorf Astoria 限定プロモーション
獲得ポイント数

宿泊数別の獲得ポイント数は下表の通り。2泊の場合を除いては、PBK2P1の方がおトクのようです。

Hilton_promo_chart

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まとめ

予約料金指定がなかった、これまでのConradプロモーションと比較して、破壊力に乏しい感は否めません。

個人旅行の場合、割安な事前決済型料金で手配を行うケースが多いと思われます。このような場合には、本プロモーションはWorkしないでしょう。

一方、予定変更の可能性があり、自分のお財布を開かなくてよいビジネス旅行、学会旅行等の場合には、このプロモーションは魅力的です。また、夏休みやクリスマスのような高需要期には割安なレートは出てこない事が多いですので、こういったケースにおいても有効でしょう。

ヒルトンも色々と考えています。ばらまき型のキャンペーンは控え、収益性の高い滞在スタイルの顧客をターゲットとし、新しくプロモーションを設計し直したのだと思われます。

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