日曜日の午前中、皆様いかがお過ごしでしょうか。今回の更新は少し趣向を変えてYoutubeにアップロードされているエアライン関連ドキュメンタリーの紹介をば。休日の昼下がりにのんびり眺めるにはぴったりの動画たちです。
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A Very British Airline – British Airways Behind the Scenes
まずはBritish Airwaysを取り上げたBBCのドキュメンタリー “A Very British Airline” から。
これはBritish Airways Executive Club会員必修教材かと！笑
”Mixed Fleet”で採用された客室乗務員のトレーニングを中心軸としながら、地上係員、ランドオペレーションマネージャー、新規路線開設担当者やパイロット等々、British Airwaysを支える「現場の人々」の横顔を捉えたドキュメンタリーです。
BBCのドキュメンタリーらしく、所々挿入される格調高いBGMと共に、粛々と進んでいきます。ナレーターの英語も非常に聞き取りやすいので、語学学習的な観点でも、よいコンテンツです。
INSIDE BRITISH AIRWAYS – AIRLINE 1990 –
こちらは、A Very British Airline の25年前バージョン。こちらはどちらかというとフライトの機上オペレーションにフォーカスした内容です。RRエンジンのクラシックジャンボやコンコルドなど、1990年当時のフラッグシップ機材が要所要所で登場するので、この点に関してもファン垂涎！
バンコクのステイで、パイロットがDusit Thaniのスイートルームに宿泊しているのにも時代を感じます。客室乗務員の姿は見えませんので、もしかしたらコックピットクルーとは大きく待遇が異なったのかもしれません。今はさすがに無くなっていそうなプリヴィレッジが垣間見えます。
Flight Attendant School
ブリティッシュブリティッシュした落ち着いたトーンの動画に続いてご紹介したいのは、アメリカはコロラド州デンバーに本拠地をおくFrontier Airlinesのドキュメンタリー。客室乗務員の訓練プロセスに密着した番組です。A Very British Airline と似たような題材を取り扱っていますが、だいぶ様相が異なります笑
なんせ、教官がこんな感じですからね。「あなた絶対、昔ワルかったでしょう！！」みたいな。米国LCC恐るべしです。（とはいうものの、英国においてもRyanairあたりは大して変わらないのかも。）
訓練生もかなりチャランポランな感じで「おいおい大丈夫かよ」と思ってしまいますが、運航の安全にかかわる訓練はシビアな基準で行われていますし、遅刻一発で退場になったりと、締めるところはしっかり締めている感じ。米国の航空会社がフォーカスを置くポイントがよく分かるドキュメンタリーでもあります。
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Worst Place To be a Pilot
最後は第三世界感溢れる動画を。インドネシアの僻地輸送を手がける「Susi Air」を支える外人パイロット部隊にスポットを当てたドキュメンタリーです。
事故率が極めて高いインドネシア国内線ですが、確かにこんなところを毎日飛んでたら事故も起こるわな…と感じざるを得ない、スゴいところを飛んでいる様が分かります。飛ばす方も、取材する方も、乗客も、みんな揃って命がけの番組です。
登場するパイロットはイギリス人が多く、「飛行時間を稼ぎたいとはいえ、わざわざパプアまで行くか？！」という感じですが、こういう所で経験を積めば確かに良いパイロットに育ちそうですね…
乗客達もかなり個性的。飛行中に発狂してアタマから水を被り始めたり、飛行機が着陸したら槍をフリフリ村人総出でお出迎えしたりと、展開される光景はまさに Remarkable Indonesia!! パイロットがブロークンなインドネシア語で「Kamu makan orang（おまえ、人食うの？）」とか尋ねていたり、おいおいそれ大丈夫なのかよ笑 というカットもあったり。
飛行機好きだけでなく、秘境旅行好きにとっても、楽しめる動画だと思います。
週末にじっくり観たい！ エアライン系Youtube動画4選 まとめ
休日の昼下がりにのんびり楽しみたい、エアライン動画をご紹介しました。いずれも若干クセのある動画なので、刺さる人には刺さる、ダメな人にはダメという感じかも。読者の皆さんも、オススメの動画がありましたら是非コメント欄で教えて下さい。
それでは皆さんも良い週末を！！
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