【F席/PY席開放もあるかも!】British Airways ロンドン・ヒースロー=マドリード線にB777-200ERが就航(2017年夏スケジュールより)

ba_777-200erナロウボディ機での運航がメインになっているブリティッシュエアウェイズの欧州域内路線ですが、2017年夏スケジュールではマドリード線にB777-200ERが投入されるようです。

長距離国際線用の4クラス機材での運航になるので、快適性は欧州域内線機材より格段に上等。BAでスペインに行く場合は乗り得便だといえるでしょう。(画像出典:Planespotters.net

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ロンドン・ヒースロー=マドリード線はワイドボディ機の運用が多い!

当該便のスケジュール(2017/03/26~)は下記の通り。

★ロンドンヒースロー→マドリード
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★マドリード→ロンドンヒースロー
ba_mad_lhr_17ss青枠で囲ってある部分は、2便連続でワイドボディ機での運航になっています。IAGの二大拠点空港を結ぶこの路線が、強い需要に支えられていることを見て取れる運用です(もっとも、B767-300ERはClub Europe利用者的にはハズレ機材でしょうが…)

また、マドリード発午後便にはIB運航のワイドボディ機での運航便も見られます。これまではA340-300メインだった記憶があるのですが、夏スケからはA330-300/A340-600主体の運用に。こちらも長距離国際線用機材なので、特にビジネスクラス利用者にとっては美味しい便かも。

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上級会員にはファーストクラス&World Traveler Plusの開放があるかも!

当該便のシートマップをチェックしてみると、BAが保有する2種類のB777-200ERのうち、4クラスコンフィグ(F14C48W40Y122)機材での運航である事が分かります。定員を確保したいのであればラスベガス線やバンコク線で運用されている3クラス機の方が良いのではとも思えますが、恐らくは運用に余裕がないのでしょう。

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この便は欧州域内線なので、ファーストクラスとワールドトラベラープラスの販売はありません。シートマップ上、F/PY区画の座席はブロックされていますが、上級会員向けに開放されることも充分に考えられます。

仮にこれらの席をブロックしたまま運用したとすると、B767-300はおろかA321よりも座席数が少なくなってしまうので、わざわざワイドボディ機を投入する意味がなくなってしまいます。この事を考慮すると、プレミアムシートの上級会員向け開放が行われる可能性は高いと言えるでしょう。

同区間をBritish Airways Executive Clubの特典航空券として発券した際の、片道あたり必要マイル数は Club Europe: 15,000 Avios / Euro Traveler: 7,500 Avios。

うまくすれば、30,000 Avios でBA B777-200ERのF席開放とIB 現行長距離ビジネスクラスを楽しめることになります。短距離路線で座る機会は非常に限られるシートたちですから、個人的には値打ちな発券になるような気がします。

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British Airways ロンドン・ヒースロー=マドリード線にB777-200ERが就航!のまとめ

ba_772_oc(画像出典:Planespotters.net

BAのB777のうちERタイプでない-200無印は、もともとリージョナル路線や中距離路線での運用を念頭に導入されたものだったと記憶しています。しかし、欧州は航空自由化の最先進地域。1990年代半ば時点での目論見は、LCCの台頭もあり見事に崩れ去ってしまいました。

そんな中、IAGのハブ間輸送路線でワイドボディ機の運用が増えるというのは嬉しいニュース。BA4区間搭乗を刈り取る際、旅程に組み込むのにも便利なスケジュールです。LATAMのB787と併せ、欧州訪問時に乗りたい便が増えました!

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