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ヴィエンチャンの古参外資系ホテル メルキュール・ヴィエンチャンホテル宿泊記

ヴィエンチャン滞在2泊の内、一泊目のお宿はAccor Hotels系列の Mercure Vientiane Hotel です。 ブルジョア的価値観が浸透しきっていないラオスの首都、ビエンチャン。この街に所在する数少ない外資系ホテルのうち、最古参であるこちらのホテルにまずは宿泊してみました。

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メルキュール・ヴィエンチャンホテル チェックイン

都心の目抜き通り沿いに位置するメルキュール・ヴィエンチャンホテル。この街において長らく唯一無二の外資系ホテルとして君臨してきただけ有って、その立地は抜群です。空港からは、安全運転のチケット制タクシーで15分ほど。街自体が小さくまとまっている事の貢献度が大きいのでしょうが、どこに行くにも便利だなと言う感じです。

ホテルの外観はこんな感じ。クラシックホテルというには及びませんが、開業以来重ねてきた年輪を十分に感じさせてくれます。東南アジアの大都市には、画一的で没個性なメルキュールホテルが大増殖しているわけですが、そんな新参組とは一線を画す、迫力有る外観ですね。ちなみに、到着時は夜間だったのでうすらボンヤリとしたライトアップが為されていました。

ロビーの雰囲気は、ザ・一昔前のアジアのホテルといった塩梅。ちょうど旧正月時期だったので、チャイニーズな装飾が施されています。大理石張りの床はよく磨き上げられており、プライドを持ってファシリティを維持している姿勢が伝わってきます。

一方、スタッフは特段愛想が良いわけでも、スノッブなわけでも無く、とても普通な印象。英語は普通に通じますし、チェックインの手続きは無難に、滞りなく進行しました。

「Accorのゴールド会員様ですので、スーペリアルームにアップグレードしました!」という言葉と共に手渡されたのは、ずっしりと重たい「鍵」。国内外問わず、カードキー方式でないホテルへの宿泊は、久しぶりです。

なお、ゴールド会員ベネフィットとしてもらえたドリンクバウチャーは、こちらのロビーラウンジで利用可能です。

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メルキュール・ヴィエンチャンホテル スーペリアルーム

元々の予約がスタンダードであるなか、アップグレードされたスーペリアルーム。鍵穴に鍵を差し込みながらドアノブを捻ると…

いやはや、最後に改装を行ったのは20年前かな…?という感じですね。ある意味、これはこれで貴重なのかも…と思えてきたり。

ベッドのマットレスはかなりヘタっていますが、リネンその他の清潔さと品質は十分。ただ、枕だけはいただけませんでした。羽根枕ではなくて、スポンジっぽい不思議な触感。一泊だけだったのでそこまで気にならなかったものの、一週間連泊しろと言われたら御免被りたいかも…。

デスク周りはこんな具合。ラップトップPCを広げて仕事をするという事は想定されていない仕様です。

そもそも、イスがプリセットされていませんから、座り仕事をしたいときは窓側に置いてあるもののうち1脚を持ってこなければなりません。高さも微妙に合っていないので、長時間の作業はキツイ印象。ビジネスユースには厳しいですね。Wi-Fi接続は割としっかりしているだけに残念なところです。


比較的新しい年代に手が入れられているのか、水回りは客室に比べて多少モダン。古いホテルなので、お湯がちゃんと出るか若干心配だったのですが、湯温・水圧共にばっちりで、杞憂に終わりました。

流し台には「Water from this TAP is not recommended for drinking. It is SAFE to use for brushing your teeth」とのステッカーが。バスタブにお湯を張っても透明でしたし、水質はしっかりしているようです。アメニティはメルキュール標準のものが適当にセットされています。最近顕著に改善したNovotelとは対照的に、Mercureのアメニティは微妙なので、肌や髪がセンシティブな方は、満足のいくものを持参された方が良いでしょう。

ミニバーコーナーには、こんな具合でセットされたアメニティも。

LeClub会員向けのサービスとして、タイ産飲料水 Namthip Water の1.5Lボトルが置かれています。国産の飲料水ブランドが一般的になっていない(=対岸のタイから運んできた方が安くて簡便)のか、タイ産飲料水はエヴィアン的なプレミアム商品なのか、その理由は不明ですが、文字通り「我が家のようなくつろぎ」を提供してくれました。

そして、この部屋のハイライトがこちら。ウンウン唸っているジェネラルエレクトリック社製の冷蔵庫です。70年代チックな木目パネルと、誇り高きGEロゴが渋すぎですね。GEマークがついている商品、航空機エンジン以外で久しぶりに見ましたよ…開業以来使われている品なのでしょうか。

クローゼットの中に設置されている注意書きも素敵。今日日なかなか見かけないクラシカルな毛筆体に、お申し出の上の「の」が異常に小さかったり、元フランス植民地のフランス系ホテルなのに、仏語スルーで独語の記載しかなかったりと…ツッコミどころ満載で、良い具合の脱力感を提供してくれます。

この部屋で最も閉口させられたのは、窓の外から伝わってくる騒音。すぐ裏にディスコクラブかカラオケがあるようで、深夜までズンドコズンドコやかましい音楽が聞こえてきました。(朝は朝で、隣の空き地で某半島の人たちがサッカーをする声で目覚めました。シャウト系なKJJIは、世界中どこにいっても騒々しいですね…)

リクエストすることが可能であれば、大通り側の客室を希望した方が良さそうです。ラオスの人たちは、クラクションを鳴らしまくったりしないですからね。

メルキュール・ヴィエンチャンホテル 宿泊のまとめ

色々と時代に置いて行かれている感の否めない、メルキュール・ヴィエンチャンホテル。観光目的で数日滞在するなら、まぁありなのかな?という感じですが、目と鼻の先にぴかぴかのクラウンプラザホテルが新規開業。プラス数千円でクラウンプラザに泊まれるとなると、収益性の高い顧客ほどそちらに流れていくでしょう。

平均客室単価が下がれば、現状レベルのメンテナンスも厳しくなってしまいますから、今後袋小路に入り込む可能性も相当程度高いように思います。街一番だった高級ホテルは、今、難しいシチュエーションに直面しつつあるに違いありません。

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