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SPG BRG事例 “競合サイトには最安カテゴリ部屋が掲載されているのに、SPG公式では予約できない場合”

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Starwood Preferred GuestのBest Rate Guarantee(BRG)プログラムは非常に使いでのあるプログラムです。今回は若干通常とは異なる、変化球的な事例で申請をしてみました。

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SPG Best Rate Guarantee プログラムの概要

Expedia等の競合サイトにおいて、SPG公式サイトよりも安い料金が掲載されていた場合、BRGクレームを入れると下記いずれかのベネフィットを得ることができます。

①競合サイトの掲載料金から更に20%OFFの料金で宿泊できる OR
②競合サイトと同料金まで値下げし、これに加えて2,000スターポイントを獲得できる

参照:
BRGプログラム詳細
クレームフォーム

 

SPGのBIGを他のホテルチェーンと比較すると?

■運用が柔軟
ホテル界のBRGというとインターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(IHG)が有名ですが、IHGと比較して若干インセンティブが小さめである分、SPGのBRG運用基準は比較的緩やかです宿泊パッケージの細かい項目(客室タイプ、ベッドタイプ、喫煙禁煙の別、朝食の有無、キャンセル規定等)が完全に一致していなくとも、競合サイトの方が安値で掲載してさえいれば、柔軟にBRGを認めてくれる傾向があります。

■レスポンスが早い
また、AccorのようにBRGを申請しても、まったく音沙汰なく無視されるプログラムもある一方で、SPGの場合はほぼほぼ24時間以内に結果が返ってきます。特に、英語サイトのクレームフォームから送信した場合は、一層クイックです。数時間以内に結果が判明する場合もあります。

このようにユーザーフレンドリーなSPGのBRGプログラム、今回は少し特殊な事例で適用を申請してみました。

 

競合サイトには最安カテゴリ部屋があるのに、SPG公式には掲載されておらず予約できない場合のBRG

今回、Le Meridien Kuala Lumpurホテルを予約しようとしたところ、妙なことに気づきました。公式サイトでは、最安値のClassic Roomの掲載がありません。結果として相対的に高値のPremier Roomが最も安価料金として掲載されています。

SPG Reservation window

Reservation Detail

一方競合サイトではClassic Roomが表示されており、料金も公式サイトのPremier Roomの2/3程度の金額となっています。。

Amoma reservation

Amoma detail

このように、競合サイトの方が安値で予約できるものの、客室カテゴリが異なる!という場合、BRGの対象になるかトライしてみました。

結果:このような場合でも BRG の対象となった!

就寝前にBRGクレームフォームを発信した所、翌朝未明にはもう回答が返ってきていました。

結論としては、BRG申請受理!

競合サイトの料金に合わせたうえで、ばっちり2,000スターポイントをもらえることになりました。私の中では1スターポイント=2.5円程度の価値なので、ざっくり5,000円くらいのリターン。宿泊料金自体が2泊で2万円ちょいちょいなので、悪くない還元率だと思います。

さらに、客室カテゴリは競合サイトのClassic Roomではなく、SPGで予約できるPremier Roomのまま。なんとも太っ腹な対応です。

おまけに、競合サイトの1泊あたり料金はMYR452.38++のはずなのですが、なぜかSPGのエージェントから送られてきたメールには「MYR393.36++/泊で予約確定します」とあります。この値がどこからでてきたかは謎で、恐らく計算間違いだと思うのですが…ありがたくいただくことにいたします(笑)

なお、BRG予約の場合であっても、プラチナ50泊特典のSuite Night Awardは適用可能です。WEBからだとうまくリクエストすることができないので、コールセンターに電話必須ですが…

まとめ

SPGのBRGプログラムは、かなり顧客の側にたって受理・不受理の判断を下してくれます。非常に良くできたプログラムで、SPGが本腰を入れて運用をしていることがよく分かります。

申請の手順そのものもさほど複雑ではありません。WEBブラウザでホテル料金比較サイトとSPGを並べて開き、自分の宿泊したい目的地・日程で料金が競合<SPGとなっているホテルを探すだけです。

ボーナスの2,000ポイントはなかなか大きいので、SPGで宿泊手配を行う場合は、BRGをできないかダメ元でチェックすることをオススメします!




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