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Railroad Overseas Amtrak

Amtrak コースト・スターライト号 寝台車乗車記-3 ダイニングカー&メニュー

2016/11/26

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ダイニングカー(食堂車)での食事は、アムトラックの旅における大きな魅力の一つです。今回は Coast Starlight 号のダイニングカーの様子と、メニューを始めとした各種情報をお送りします。

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Coast Starlight 号ダイニングカーの利用方法

ダイニングカーでは朝食、昼食、夕食の計三食が提供されます。朝食を除いて、寝台車の乗客優先の、予約制での運用です。

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昼食・夕食の営業時間3時間ほど前になると、担当のアテンダントが個室にやってきます。このとき、その時点で空きのある時間を教えてくれます。「○○時からでよろしく!」とお願いすると、手書きの予約表が手渡され、予約完了となる段取りです。

今回乗車した列車では、各営業時間の最終回がウォークインでの利用もOKということになっていました。しかし実際の運用ははるかに大らかで、空いている席があれば、ウェイターの判断で予約無しの客も席に案内していました。このあたりは列車の混雑具合によっても変わってくると思われます。

着席すると「寝台車(スリーパー)の乗客か否か?」をウェイターが聞いてきます。寝台車運賃には食事の代金が込みになっているので、精算の方法が違うためです。

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寝台車の乗客だと伝えると、伝票を手渡されるので、これに車両番号と部屋番号、サインを記入してテーブルの上に置いておきます。注文する料理の内容に関しては後ほどウェイターが記入するので、何も書かなくてOkです。

 

 

Coast Starlight 号 ダイニングカーの食事メニュー

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ドリンクとフードメニューはこんな感じ。市中の中級レストラン相当の値付けでしょうか。総じて割高になりがちな食堂車のメニューとしては、良心的な価格設定だといえましょう。

先述の通り、寝台車運賃にはアルコールを除く、全ての食事代金が含まれています。ビールやワインを飲まなければ、追加での料金支払いはありません。メニューに記載されている金額は、座席車利用客向けの代金となっています。

オーダーの品数制限もないので、ひとりで複数のアイテムを注文することも可能ですが、一つ一つのポーションがアメリカンサイズです。従って、日本人ならば相当な大食漢でないと、全て平らげるのは困難でしょう。

また、食事代金にはサービス料が含まれていないので、通常のレストランと同様にチップの支払いが必要です。回りを見渡した感じ、1名当たり2-3USDをテーブルの上に残して席を立つ人が多いようでした(出発前に1ドル札を調達しておいたのはこの為です)

 

Coast Starlight号 ランチ

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上から、グリーンサラダ、アンガス・ステーキ・バーガー、バニラアイスクリームです。

重量の問題からかプラスチック皿なのが多少残念ですが、市中のレストランと比較しても遜色ない内容です。盛り付けが豪快なのはアメリカンスタンダードなので、こんなものでしょう笑

お味の方は若干塩味きつめですが、悪くありません。一般的な飛行機の機内食よりはよっぽどレベルが高いといえましょう(温風オーブンで再加熱する機内食と比較するのは酷かもですが)。チーズの種類がカスタマイズできたりするのもポイント高いです。

激しく健康に良くない取り合わせですが、付け合わせのポテトチップスまで食べるともう満腹。デザートのアイスクリームと炭酸飲料まで含めたら、完全にオーバーカロリーです。目測で1500kcalはくだらないのではないでしょうか。

お昼からデブまっしぐらコースですが、折角なのでアメリカンなライフスタイルを全身で満喫しましょう笑

 

Coast Starlight 号 ディナー

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ディナーはウェイターオススメのAmtrak Signature Steakをチョイス。焼き加減を聞かれたので、若干Overcooked気味になるのを見越して、ミディアム・レアでお願いしました。

アムトラックのステーキ、90年代に乗車したときはゴムみたいな肉が出てきて子供ながらに閉口した記憶があるのですが、果敢にも再チャレンジです。ランチのハンバーガーが期待以上によい仕上がりだったので、きっとステーキもいけるだろうという考えもありました。

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結果は大正解。写真の通り、非常に愛のある焼き加減で供されました。肉質もなかなか。日本のスーパーでたたき売られているUSビーフとは明らかにランクが異なります。牛肉本来の肉肉しい風味が詰まっており、個人的には下手な霜降肉よりもよっぽど好みです。

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今回の旅程では夕食が2回あったので、二日連続でこのステーキを注文してしまったのですが、ぶれないクオリティでした。定価がUS25.75というのも納得の内容です。

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夕食でも、調子に乗ってデザートステージに突入してしまいます。今度はチーズケーキを選んでみたところ、まさかのプラカップ入り。これは見た目通りの味わいでございました。強烈に甘いのでカロリーは異常に高そうです。食堂車と言うよりは、難民キャンプ向けのアイテムといえましょう。

 

Coast Starlight 号 朝食

ウェイター曰く、この日のオススメは「機関士の朝食セット」。フレンチトーストとスクランブルエッグの併せ盛りだそうで、部類のフレンチトースト好きとしてはスルーするわけには行きません。「ソーセージも載っけると美味いぞー」ということなので、お願いした所、こんなものが運ばれてきました。

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盛り付けと見た目はちょっと…という感じですが、フレンチトーストは外側かりっと、内側しっとりの良い具合に焼かれています。卵を始めとした添え物各種も及第点以上の仕上がりで、充実の朝食だと言えましょう。

でも、ソーセージはちょっと余分で、代わりに小盛のシリアルをオーダーした方がさっぱりしていて良かったかも?と思ったり。

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お供はオレンジジュースと、ロゴ入りカップに入ったブラックコーヒー。特筆するべきものではないですが、持ち帰り用にスリーブが付いているのはありがたいです。

 

ダイニングカー車内の様子

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室内は4人がけのテーブルが整然と並びます。乗客の顔ぶれは様々。地域柄かヒスパニックっぽい顔立ちの人が目立ちますが、そのほかは白人、黒人、アジア系と多彩です(撮影したときは気づかなかったのですが、LovelyなKBBAも写り込んでますね!)。

よっぽど空いている時間帯でない限り、ウェイターはどんどん相席でアサインしてきます。この為、見知らぬ乗客と一緒に食卓を囲むことになりますので、恥ずかしがり屋な人は一人だとちょっとしんどいかも?

ただ、アメリカ人は基本的にオープンマインドなので、着席するときにニッコリ笑って挨拶すれば、邪険に扱われることはないと思われます。

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テーブルクロスの代わりにセットされているのは、デカい模造紙。客が席を立ったら、一番上の紙をベリベリっと剥がすことですぐに次の客のためのテーブルセットができるという仕組みです。合理主義のアメリカ人らしい発想ですなー。

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なお、他の Super Liner 客車同様、ダイニングカーも二階建て。一階が調理室&業務用扉、二階が客席になっています。この為、テーブルからの眺望は言うまでもなく良好です。

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Coast Starlight 号ダイニングカー&メニューのまとめ

事前の期待値を上回る、Coast Starlight 号のダイニングカー。公式サイトに掲載されている情報を見る限り、他の列車もほぼ共通のメニューになっているようです。

寝台車利用の場合はもちろんのこと、座席車の乗客にとってもまずまず値頃感有る料金設定は、非常にバリューであるといえましょう。

何より、大陸の雄大な風景を眺めながらの食事というのは、何ものにも代えがたいもの。鉄道好きの方ならば失望することはまずないと思いますので、機会あれば是非乗車してみることをオススメします。

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