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Amtrak コースト・スターライト号乗車記 Day1-2 San Luis Obispo→Oakland

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あいだあいだに他の記事が挟まってなかなか前に進まないAmtrak乗車記。本物のアムトラックもかくや!という感じですが、ボチボチ続きを書いていきます。

今回ご紹介するのは、初めての長時間停車となるSan Luis Obispo駅での様子と、見所②の「ループ線&ヘアピンカーブ」です。

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San Luis Obispo駅での休憩タイム!

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昼食を終えて自室でノンビリしていると「間もなく San Luis Obispo〜」と車内放送が聞こえてきました。車掌氏によると、この駅では休憩をかねて15分ほど停車するので、ぜひホームに降りて身体を伸ばしてはとのこと。ロサンゼルス・ユニオンステーションからの乗車時に撮れなかった編成写真を撮影せねばー!という思いもあり、喜び勇んで同駅のホームに降り立ってみました。

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カリフォルニアらしい抜けるような青空の下、銀色のスーパーライナー客車が鈍い輝きを放っています。「これぞアメリカの鉄道!」というような光景に俄然テンションが上がってきました。

時間切れになる前に、機関車ウォッチに向かいましょう。我々のスーパーライナーを引っ張ってくれているのは、どんな機関車なのでしょうか。

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今回乗車した Coast Starlight 号は、機関車2両で引っ張る二重連運行。

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一両目はGE Genesis P42型機関車。90年代後半に大量導入された、Amtrakの主力機関車です。これまでの米国型ディーゼル機関車とは一線を画す、スタイリッシュな外観が特徴です。

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二両目は同じくGEのP32-8型。こちらは昔ながらのアメロコのスタイルを踏襲したゴツゴツとした外観。これはこれで頼もしい感じで、格好いいですねー。

いずれの機関車も、写真で見る以上に巨大。ホームが超低床であるということも手伝っているのでしょうが、日本で見る機関車とはスケール感が違います。鉄道好きならば、一度はこのデカさを体感していただきたいところ!

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二両目は荷物車。Amtrakでは大型の手荷物も、有料で輸送するサービスがあります。出発・到着時にはカートで駅舎との間を運んでくれるので、航空機然とした使い方が可能です。

この車両だけは、90年代のAmtrak Phase 3というカラースキームのままになっています。いわゆるリバイバルカラーなのか、予算不足で塗り替えられていないのか、どちらなのかは不明です笑 Logoの方は現行の Phase 5 スタイル。

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San Luis Obispo駅は運転の要衝でもあります。サンディエゴとロサンゼルスの間をピストン運行するリージョナル便、Pacific Surflinerのうち数往復は、この駅まで足を伸ばしてきます。始発から終点までひたすら海岸線を走るわけで、機会があれば乗り通してみたい列車です。(下記の公式PR動画にも登場しています)

アテンダントのローラちゃんが「そろそろ発車だからみんな戻るのよぉぉぉ」と言っているので、乗車することに。前日の便では、駅の外まで散策に出かけて乗り遅れたお客がいたんだとか。次の駅までUberで追いかける羽目になったそうで、「えっらい高くついたらしいからねぇ、みんなもあんまり遠くまで行っちゃダメよ★」とのことでした。

というか、こんなところでもUberが走ってるというのが驚きですわい。

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いよいよスペクタクルなループ線区間へ!

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San Luis Obispoを出ると、いよいよ山越え区間の始まりです。乾燥した山肌に、放牧された肉牛がぽつぽつと…というような荒涼とした風景を眺めていると、線路がだんだんと曲線がちになってきます。

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曲線半径400mくらいでしょうか。日本の電車区間では何でもないようなカーブですが、アメリカ基準でいくと結構な急カーブに感じられます。

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後ろをみやると、最後尾までバッチリ見渡せます。障害物がないからこそ!

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はるか眼下には、さきほど走ってきた線路が見えます。この路線の主役は長大貨物列車なので、曲線半径や勾配をキツくできません。この為、クネクネ曲がりながら登っていくことで、両方を緩和できるという塩梅です。

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このあたりがサミットでしょうか。一気に視界が開けます。

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峠を越えると、再び平地走行モードに。時速130kmくらいで快走!

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Windows XPの壁紙のような光景が広がっています笑

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「雲の始まり」が見渡せるのも、いかにも大陸的。みるみるうちに広がっていき、次駅に到着する頃には厚い雲の下に…

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Pacific Parlour Carでの夕暮れ

夕食の予約時間が近づいてきたので、ラウンジカー(Pacific Parlour Car)に向かいます。

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1950年代に製造されたこの車両は、他のスーパーライナーと比較して内装がちょっとレトロ。日本でいうと151系こだまと同世代の車両が、現代でも十分に通用する設計である事に驚きを隠せません。ステンレス車体の耐久性しかりで、日米の国力に著しく大きな開きがあったことを感じさせられます。

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ゆったりとしたソファに身を預けていると、陽が傾き出しました。自席以外でゆったりとした一時を過ごせる事自体、今日の鉄道旅行においてはとても贅沢なことだと言えましょう。本をたっぷり持ち込んで、この車両で読書に耽るというのも良いかもしれません。

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その後は食堂車でディナーをば。その様子は過去記事に掲載しているので、こちらでは割愛します。

 

お休み前の長時間停車 オークランド駅

たっぷり満腹になったので、すぐに眠くなってきました。食っちゃ寝、食っちゃ寝、なんとも怠惰な列車の旅です。

そうこうしているうちに、列車はサンフランシスコ近郊のオークランド駅に近づいてきました。前日にサンフランシスコを出発して約24時間。出発地点付近までようやく戻ってきた格好です。自分でも、酔狂なルーティングだと思います。

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オークランド駅でも約15分の停車。就寝前最後の長時間停車です。ホームに降りてみると、思いの外寒い!

アテンダントのローラちゃんも、乗客の皆さんもみんな半袖で余裕!という感じですが、私は肌寒くて仕方がありませんでした。米国人との体感温度の差は、いかんともしがたいものがあります笑

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なんとも夜汽車らしい風情。うーん、列車の旅にしてよかったと思う瞬間です。

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ちなみに、Amtrakでは主要停車駅から近隣都市への接続シャトルバスを運行しています。写真はオークランド駅ホーム脇に待機していた、サンフランシスコ市街地行きの無料シャトルバス。これは良いサービスですね!

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オークランドを発車したら、ローラちゃんにお願いして、早々に寝床をセットしてもらいます。1名利用なので、上段はセットしない広々仕様!ちょっと寒かったので、空調を最弱にセットして、お休みなさい!

規則正しい揺れ、十分な幅のベッド、秀逸な感触のマットレスの三点セットで、乗り物の中とは思えないスムーズさで、夢の世界へと誘われていったのでした。

 

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