バンコク発券でJALビジネスクラスを満喫! 約15万円でバンコクとソウルにビジネスクラスで行く方法

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ここ最近私が個人的に注目している、バンコク発券の航空券に関する情報です。今回取り上げるのは、JALのビジネスクラス航空券。なんらかの方法で一度バンコクまで行く必要はありますが、日本円換算15万円くらいの予算で、JALのビジネスクラスを利用してバンコク・ソウルに行けてしまうというのはなかなか魅力的ではないでしょうか。

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海外発券地を選ぶ上でのポイント

ここ最近の円高傾向で、海外発券の旨味が再び増しているように感じている今日この頃です。海外発券をするにあたって、大事なポイントは下記の3つだと考えています。

①航空券料金の設定が割安であること(当たり前ですね)
②日本からアクセスしやすい場所である事
③その発券地に旅行先としての魅力があること

このどれかが欠けると、なかなか長続きしないのではないでしょうか。

(例えば、私にとってのカイロ発券は、①が超魅力的でした。一方②は微妙、③については…私は合いませんでしたね。料理も、ヒトも、インドの方が15倍くらいマシです。数年に一度はOKですが、3ヶ月に一回とかないわー。。という感じです)

そんななか、一般的にバンコクは①②③を兼ね備えた都市だと思っています。「ソウルなんて死んでもいかんわい!」という人はたまにみかけますが、バンコクに関してはそういう人を未だかつて見たことがありません。

 

 

日本経由ソウル行き JALビジネスクラス航空券が割安!

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Expertflyerで運賃を引いてみると、日系航空会社の場合、バンコク=日本の単純往復だとあまり旨味がありません。日本発より多少は安いですが、わざわざバンコクまで出張っていくほどではないでしょう。

では、少し考え方を変えて、バンコクから日本経由第三国というルーティングで運賃を引いてみるとどうでしょうか。外地からその航空会社の本拠地への往復旅程というのは総じて割高になります。少し足を伸ばして、目的地を第三国に設定すると却って安くなる事も多い!というのは、このブログをご覧の方ならば既にご体験済みでしょう。

試しに日本経由ソウル往復で引っ張ってきた運賃がこちら。

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ふむふむ、ぱっと見ビジネスクラス(Booking Class X)がUSD1042++で割安な感じですね。

羽田バンコク線には最新のSKY SUITE B777-200ER(SS2)も投入されていますので、運良くこの便のXクラスが空いていれば、早くも試せてしまいます。

ルート制運賃で、許可されているルーティングはこちら。東京経由でも、大阪経由でもOK。ソウルサイドは金浦発着でも問題ありません。

JL_BKK_SEL_route

運賃ルールを確認すると…

・3ヶ月間有効
・途中降機:1回THB3,500の追加料金で往復
・予約変更:THB2,500/回で可能
・出発前のキャンセル払戻:THB4,500で可能

と、制限もゆるく、使い勝手が良さそうです。(強いて言えば3ヶ月有効なのが少ししんどい…?)

試しに、Xクラスに空きがある日程で、Expediaを使って予約できるか調べてみることに。複数都市周遊機能を使って検索すると、往復東京2回途中降機の旅程がばっちり表示されました。

Expedia_JL-SEL

上の画面のUSD1393.00には諸税が含まれていないので次の画面で支払総額が確定します。私が検索したときにはUSD1501.32となりました。

Expedia_JL-SEL2

 

加算マイレージプログラム別おトク度の検証
British Airways Executive Club

BA-logo

British Airways Executive Club 目線だと、獲得できるティアポイントは往復で360tp。15万円かけて360tpというのは、マレーシア航空が定期的にバーゲンを行っている以上、可もなく不可もなくという水準でしょう。

なお、British Airways Executive Clubの上級会員はJAL利用時にステイタスボーナスマイルを獲得することができます。GOLD会員の場合、このボーナスマイルは実航行マイルの100%。往復で16,321Aviosの獲得となりますので、1Avios=2円の価値と考えると、実質3万円OFF。

JALに乗りたい気分になったときは、ナイスチョイスになりそうです。

 

加算マイレージプログラム別おトク度の検証
日本航空 JALマイレージバンク

jal-logo

一方、JALマイルやFOPを貯めている方には、より魅力的であるように思われます。

バンコク羽田金浦間の実飛行マイルは3627マイル。Xクラスの加算率は125%、アジア線はFOP1.5倍かつ1区間あたり400FOPのボーナスも付きます。

この条件をもとにすると、獲得できるFOPは:
3,627×1.25(クラス倍率)×1.5(アジア線倍率)×2(往復)+400×4区間=15,201FOP
となります。(JALマイラーではないので、計算間違ってましたらスミマセン!ご指摘下さい…)

FOP単価的には抜群に良いという感じではないですが、あまり修行感を漂わせることなく、15万円程度で約15,000FOPをゲットできるというのは悪くないように思います。

また、エコノミーのKクラス(USD689++/6ヶ月有効)も、地味に使い勝手が良さそうです。途中降機・変更等の諸条件はXクラスと同じ、JALマイレージバンクのマイルでアップグレードが可能です。

JL-Upgrade

なにやら天下のJMB上級会員様は、日本=バンコク間往復15,000マイル、日本韓国間往復9,000マイルでアップグレードできるとのこと。日韓線は正直エコノミーで十分だと思うので、上記のKクラスをベースに、15kJMBマイルでアップグレードするのが費用対効果抜群なのではないでしょうか。

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加算マイレージプログラム別おトク度の検証
キャセイパフィシック航空・マルコポーロクラブ

Marco logo

クラブポイント集めが大変!と評判な、こちらのマイレージプログラムに加算した場合はどうでしょうか。

区間マイルは

バンコク羽田:2,869マイル(クラブポイント計算上は2700マイル以上の中距離路線扱い)
羽田金浦:758マイル(同750マイル以上の近距離路線扱い)

ですので、往復で140クラブポイントの獲得になります。キャセイの格安ビジネスで東京バンコクを往復した場合は、往復100クラブポイントしか貯まりませんので、相対的に効率が良いように思います。

ただ、制度改編後も離反しないヘビーなマルコポーラーには、JAL嫌い…というか他社に乗らない方も多く。心情的な要因を乗り越えられるほどのクラブポイント差かと言われると、微妙なところです笑

 

色々調べてみると楽しい海外発運賃、今後も面白いものが見つかったらシェアしていきます。

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