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【気になる噂】キャセイパシフィック航空の新リージョナルビジネスクラスシートはスタッガードタイプ?

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今回は気になる噂シリーズ第二弾。キャセイパシフィック航空の次世代リージョナルビジネスクラスに関する話題です。同社はなにやらスタッガード配置の新型シートの導入を検討している模様。いやはや、どういうものになるか気になりますね!

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キャセイパシフィック航空の現行リージョナルビジネスクラスシート

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画像出典:cathaypacific.com

リージョナル機材には47インチピッチの電動リクライニングシートを採用しているキャセイパシフィック航空。

個人的には(夜行便で無ければ)まずまず快適なシートという評価なのですが、世界的にみても高いレベルにある長距離路線用機材のビジネスクラスシートと比較して、どうしても見劣りする感は否めません。

昨今のアジア市場においては、多くの航空会社が積極的にライフラットorフルフラットシートを、保有するワイドボディリージョナル機材に導入しています。日本航空、シンガポール航空、タイ国際航空、大韓航空、ガルーダインドネシア航空などなど、キャセイパシフィック航空と直接競合する航空会社の多くが、同社よりも優れたビジネスクラスプロダクトを各社のリージョナルネットワーク内にて展開しています。

「長距離用機材のプレミアムエコノミーとほとんど変わらないじゃないか!」と酷評されることもあるこのシートが、プロダクト的に見劣りするという点に関しては、国泰城の中の人も理解しているようで。ドル箱路線には敢えての長距離機材を投入することで、ハード面での競争力を確保する戦術を採ってきたように見受けられます。

一方で昨今はビジネスクラスがAコンの半分にしか設定されていないA330-300(33P)も登場。「もはやリージョナル路線のビジネスクラスを単体で売るのは半ば諦めていて、収益性の高いロング路線のフィーダーとしか考えていないんじゃ…?」と個人的に考えていました。

それだけに(噂レベルですが)これまでのプロダクトとは抜本的に異なる、新リージョナルビジネスクラスの導入が検討されているという情報は嬉しい限りです!

 

キャセイパシフィック航空 新リージョナルビジネスクラス に関する噂の概要

 

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今回取り上げる情報ソースは、先日取り上げた「B777エコノミークラス横10列化」記事の元ネタと同じ、"RUNWAY GIRL NETWORK"という英語メディア。キャビンインテリアやシートといった、機内環境や快適性に関わる領域の情報を発信しているWEBサイトですが、どうやら香港ベースの情報提供者がいるようで。キャセイネタがチラホラ上がってきています。

非常に面白い記事ですので、前回に引き続き元ソースに目を通していただきたいのですが、主要なポイントを抜粋して下記の通りまとめておきます。
記事タイトル:
"Cathay Pacific tests out new staggered regional business class seats"

・匿名希望の情報提供者によるとキャセイパシフィック航空はリージョナル機材用とおぼしき新ビジネスクラスシートのテストを行っている模様。

 

・国泰城に新ビジネスクラスシートのモックアップが設置されており、スタッガード配列の座席である事は明白であった。

 

・情報提供者はシートのメーカー等、より詳細な情報を尋ねる立場に無く、シートの外見はこれまでに見たことのないユニークなものであった。

 

・このシートは、マレーシア航空A330-300の新ビジネスクラス(Thompson Vantage製のスタッガードシート)やデルタ航空のB757に搭載されているB/E Aerospace製 "Diamond"に似ており、ポッド式の座席仕切はデルタ/KLMの新ビジネスクラスとよくにたタイプのものを採用しているように見えた

参考画像①マレーシア航空 A330-300 新ビジネスクラス

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画像出典:malaysiaairlines.com

参考画像②デルタ航空 B757シリーズ 新ビジネスクラス

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画像出典:takingoff.delta.com

参考画像③KLMオランダ航空 B747-400 新ビジネスクラス

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画像出典:thedesignair.files.wordpress.com

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本記事に関する所感

スタッガード配置が採用されるというだけで、現状よりは確実に快適になるでしょうから、個人的には大歓迎な情報です。ただ、着座部分の幅は現状よりも狭くなる可能性がありますから、例えばJALのSS6が「狭いっ!なんじゃこりゃ!!」と感じられる大柄な方にとっては、現状のリージョナルビジネスクラスの方が良いという判断になるかもですね。

これまでキャセイパシフィック航空がリクライナーシートに固執してきた理由は、ひとえにビジネスクラス定員の確保にあったと考えています。

リージョナル路線の主要機材だったA330-300(33Z)はAコンパートメント一杯にリクライナーシートを配置し、定員42名を確保していました。一方、シンガポール航空のように2-2-2でライフラットシートを配置すると定員は30名まで落ちます。マレーシア航空の新ビジネスクラスはスタッガード配置なのでもう少し詰め込みが効きますが、それでもAコン全体に展開して定員33名が限度といったところではないでしょうか。

現行の新リージョナルビジネスクラスの導入が検討されていた頃は、まだまだ中国経済に勢いがありました。周辺新興国の景況感も良く、当時のキャセイパシフィック航空は「ボーナスステージ」を謳歌していたように見受けられます(色々な面で今よりも大らかでしたしね!)

高い利用率を背景に、リージョナルビジネスクラスは快適性よりも詰め込みを重視。空席が出た場合は積極的にインボラアップグレードを出し、マルコポーロ会員のブランドロイヤルティ維持に役立てようという狙いがあったのでしょう。

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しかしながら、無理のある高成長を続けてきた中国経済も流石に失速した昨今。まさかのビジネスクラス削減機材33Pが出現するなど、高稼働を前提とした商品設計と運用のそれぞれが変わってきたように感じています。

今回のスタッガード型新リージョナルビジネスクラスの噂が本当であれば、キャセイパシフィック航空のリージョナル路線に関する考え方が変わってきた証拠。はなからビジネスクラスを購入する顧客にとっては朗報ですが、平均して定員が減ることによって、インボラアップグレードの発生率は現状よりも低下するでしょう。このあたりは、悲喜交々といったところですね。

導入時期は、2017年後半から2018年頃ではないかと予想しています。A350の長距離路線への投入が本格化した結果、比較的機齢の若い長距離用A330-300がリージョナルにコンバートされるでしょうし、エミレーツから中古のB777-300も仲間入りします。このタイミングで、一気に変えてくるのではないかな?というのが私の予想です。

 

 

まとめ

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キャセイパシフィック航空新リージョナルビジネスクラスに関する「噂」、皆さんは如何お感じになったでしょうか。

この件に関しては、基本的には良い方向に向かっているように感じています。検討の過程でポシャらないことを祈るばかりです…笑

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