ANA NH007便 サンフランシスコ→成田 B777-300ER ファーストクラス搭乗記

NH007-banner - 12016夏米国の旅も最終区間。往路同様、Etihad Guestのマイルで発券したANAファーストクラスで日本に戻ります。

前回のVirgin Americaの記事でも少し書きましたが、時差調整のため前日の晩は徹夜。わがままを言って、日本時間に合わせるような形で各種サービスをお願いしました。

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ANA007便 サンフランシスコ発成田行き 搭乗手続き

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シアトルからのVirgin Americaが若干早着気味だったのもあり、国際線ターミナルのANAチェックインカウンターには搭乗手続き開始前に到着。列に並んでから2-3分でチェックインが開始されました。

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この日はちょうど七夕で、チェックイン担当係は皆さん浴衣姿。なかなか決まっています。スーツケースをよっこらせと移動させるのには少々難儀かもしれませんが。

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七夕を知らない乗客のために英文の案内カードも用意。日本の文化発信という意味では悪くない取り組みではないでしょうか。

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チェックインカウンター手前には、短冊に願い事を書くコーナーも。担当者のお姉さんに乗せられて、私も一筆、非常に都合のよい感じの願い事を残してきました。どこの神様(?)もそうですが、押し寄せる煩悩にまみれのリクエストの処理に忙殺されているに違いありません。大変だー!

 

ANA007便 サンフランシスコ空港
ファーストクラスラウンジ

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セキュリティは幸いなことに混雑しておらず、搭乗券をもらってから15分もしないうちに指定のUNITED Global First Loungeへ。非常にさっぱり&落ち着いた入口です。

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ユナイテッド航空太平洋路線のゲートウェイ空港だけあって、インテリアはどことなくアジア調。米国人にとってのアジアが分かりやすく体現されていて(これは成田のUAラウンジも同じですね)、これはこれで良い感じ。

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フードやサービスに関しては、特筆すべきところは皆無ですが、シーティングスペースは広々。非常に余裕のある配置になっています。

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アジア系航空会社の趣向を凝らしたラウンジとは全く別次元ではあるものの、窓の外に悠々駐機するジャンボを眺めながらノンビリするというのもまた乙なものでしょう。これはこれで、アリなラウンジだと思います。

余裕のある空間で2時間近くくつろぎ、搭乗開始時刻になったところで搭乗ゲートに移動します。

 

ANA007便 サンフランシスコ発成田行き ボーディング

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サンフランシスコ空港国際線ターミナルの搭乗ゲートは、コンコースから一階分下がった所にゲートと待合室があるスタイル。台北・桃園空港や、バンコク・スワンナプーム空港等でも見かける方式ですが、天井が高く広々していて、個人的に好きなタイプです。

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ここでも、ANAチームは浴衣で勢揃い。搭乗案内のLCDにも「皆様の夢が叶いますように!」と英文で表示されています。ここの表示って、こんなに細かくカスタマイズできるものなんですね(笑)

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搭乗開始まで少し間があるようだったので、待合室でミニ飛行機撮影タイム。隣のゲートにはエアカナダのB767-300ERが入ってきました。近年まで成田や関空でもお馴染みだった機材ですが、ここ最近はB787に置き換えらる or ルージュ化されて見られなくなったような。バンクーバーまでのショートフライトにワイドボディ機を投入するというのは、ナローボディ機での高頻度運航がデフォルトの北米大陸では、ちょっと贅沢な運用かも。

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こちらは今回の搭乗機。トリトンブルーが西海岸の空によく映えています。

そうこうしているうちにボーディングが開始されたので、機内へ。

 

ANA007便 サンフランシスコ発成田行き ファーストクラス シート

往路同様、ANAご自慢のファーストクラスシートに着席。このシートのインプレッションに関しては、往路便の記事でとりあげていますので、ご興味のある方はこちらをご参照下さい。

元Marcoflyerはどこへ行く

ANA成田サンフランシスコ線、ファーストクラス搭乗記の続編です。今回はいよいよ機内でのサービスをレビューしていきます。…

 

ANA007便 サンフランシスコ発成田行き
ファーストクラス 機内サービス

着席してくつろいでいると、担当のCAさんがやってきました。年の頃は30代半ばか。ざっくり&サバサバ系な雰囲気が、日系航空会社のファーストクラス担当としては、ちょっと意外な感じかも。年齢が近いこともありますが、こういうタイプの方のほうが色々とお願いしやすく、個人的には歓迎です!

既に日本時間モードに切り替えていたので

・一食目のサーブは軽食でサクっと
・その後はひたすら睡眠
・成田到着3時間前くらいに起こしてもらい、コースで食事を

という流れでお願いしました。わがままなリクエストにも、快く応えてもらえるのはさすがのファーストクラスです。ありがたやありがたや。

色々と相談し、一食目の軽食は洋食のアミューズだけをもらい、そのあとラーメンを持ってきてもらうことに。

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こうやって写真で並べてみると、すごい取り合わせです。ヴァージンアメリカの朝食が不発だったとはいえ、自分でもちょっとどうかと思う組み合わせになってしまいました。ここは、九条ネギうどんにしておいた方が良かったかも(味的にも…)

小腹を満たしたところでパジャマに着替え、ベッドメイキングをお願いし、睡眠モードに。徹夜の甲斐あり、約6時間よく眠れました。

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さて、目覚めたタイミングは日本時間だと昼食の時間帯。テーブルをセットしてもらい、食事のサーブをお願いすることにします。

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前菜は「キャビアを添えた蟹と林檎のガトー仕立て」。ほろほろに崩された蟹肉とキャビアの風味がよく合います。蟹が名物なサンフランシスコ発らしいメニューだといえましょう。

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メインコースには「仔牛のカツレツ ゴルゴンゾーラ入りトマトソース」をチョイス。機内食では珍しい、真っ向勝負の揚げ物です。

結論としては非常に美味でした。再加熱しているため、若干しっとり気味になってはいましたが、チーズの風味が利いた揚げ衣はなんとも機内食向き。ゴルゴンゾーラソースも相俟って、ご飯が進みます。

空飛ぶ洋食屋的なスタイルでサーブしてもらったこのメニュー、ファーストクラスの食事としては若干庶民的?といった感はありますが、非常に満足度の高いものでした。

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締めはピーチタルト&バニラアイスクリーム。こちらも米国搭載にしては甘すぎず、よい仕上がり。ごちそうさまでした。

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食事を終えた後は、紅茶をもらいながらのんびり読書。今回のANAは機内誌が面白く、まさかのジープニー特集!

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執筆者はNemoPなんじゃないのかと思ったものの、残念ながら違いました。フィリピン就航して日が浅いのに、なんともマニアックな切り口です!

降下を始める少し前のタイミングで再度着替え、ANAファーストクラスの旅も終盤に。「お土産に未開封のパジャマを差し上げます〜!」ということなので、ありがたく頂戴しました。

成田空港には定時に到着。サンフランシスコに比べると暑い!日本の夏が待ち受けていたのでした。

 

ANA 007便 ファーストクラス搭乗記 まとめ

往路とは対照的に波長のあうCAさんに担当してもらえたこともあり、非常に快適に過ごせました。

振り返ってみても、ファーストクラスぽいことはあんまりしなかったなーという感じなのですが、自分の思いのままのタイミングでサービスをお願いできたという点こそが最大の贅沢なのかもしれません。

スターアライアンスのマイルはあまり貯めていないので、なかなか今後乗る機会は無さそうですが、良い経験になりました。

また、エティハドゲストがやらかしてくれないかなー。

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