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Airlines Malaysia Airlines (MH)

マレーシア航空 ビジネスクラス MH360便 クアラルンプール→北京 搭乗記

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一つ前の投稿に引き続き、またまたマレーシア航空ビジネスクラスの搭乗記です。MH785便にてバンコクからクアラルンプール国際空港到着後は、マレーシア航空の中長距離路線が発着するサテライトターミナルに移動しました。

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前便が若干遅れたとはいえ、乗り継ぎ時間はまだ3時間もあります。ラウンジでのんびり過ごすことにいたしましょう。

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クアラルンプール国際空港 キャセイパシフィック航空ラウンジ

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向かった先はマレーシア航空のゴールデンラウンジではなく、我らが(?)キャセイパシフィック航空ラウンジ。ここではまだ古いCIが使われています。今となっては少し懐かしい感じすらする旧ロゴ。やはりこちらの方が品格があるような…

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搭乗券とアメリカン航空AAdvantage Platinumカードを提示し、入室。一世代前の標準的なキャセイラウンジが広がっています。そういえば、クアラルンプール線は全便をキャセイ・ドラゴンに移管するというニュースがありました。このラウンジも遠からず改装されるのでしょうが、その際は新ドラゴン仕様になるのでしょうか…。

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温かい食事も少々準備されています。麺類がアッサム・ラクサなのがマレーシアスタイル!

マレーシア航空のラウンジではなく、こちらにやってきた理由は、PCで静かに作業をしたいから。ゴールデンラウンジも悪くないのですが、以前利用した際、牛歩のごとく遅いWi-Fiに辟易させられました。あれではWEB周りの作業はしんどいので、わざわざキャセイラウンジまで出張ってきたのです。

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とはいうものの、このラウンジの通信速度もマレーシア国内サーバーとの通信でこんな感じ。最初は辛うじて作業に支障ない感じでしたが、利用者が増えてくるに従ってストレスフルになってきました。

著しくスローなクアラルンプール国際空港のラウンジWi-Fi。問題は各航空会社というよりも、空港の大本の回線にありそうです。これではSkypeはおろか、Gmailの送受信もままならない状態ですので、用務客には致命的。早く改善してもらいたいものです。

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窓の外に目をやると、チャイナエアラインズのA340-300がプッシュバック中。この機種もいつの間にか殆ど見られなくなってきました。キャセイも来年度で引退らしいですし、乗れなくなる日も遠くなさそうです。

途中からテキストベースの作業に切替え、時間を潰すこと2時間半。ちょっと疲れてきたところで搭乗時刻30分前になりました。そろそろゲートへと向かうことにしましょう。

 

マレーシア航空 MH360便 クアラルンプール発北京行き 搭乗

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ゲートに到着すると長蛇の列。行列は途中で直角に折れ、写真に収まりきらないところまで続いています。

行列の様子を観察すると、案内表示はないものの、隣のC14のゲートもMH360便のセキュリティチェック用に使われているように見えます。まずはそちらの方に向かってみると、案の定ビンゴ!こちらの行列の長さはC12の1/3以下。ラッキーでした。

以前にも書いたかもしれませんが、このセキュリティチェックのスタイルはどうも好きになれません。空港の設計を単純にできたり、天井を高く取れたりとメリットも大きいのでしょうが、直前までラウンジで寛げないため、乗客としてはあまり良いことがないような…。

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本日の搭乗機はこちら。ワンワールド塗装機がやってきました。

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まだまだセキュリティチェックの行列は続いていますが、ゲートは既にファイナルコール。背中を押されるように機内へと向かいます。

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席に着くや否や、担当のキャビンクルーがやって来て「ウェルカムドリンクは何にする?」とのこと。クアラルンプール発ですので、グァバジュースをもらいました。

ジャケットも預かってもらい、身軽になってマレーシア航空ビジネスクラスの旅がスタートです。

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マレーシア航空 MH360便 クアラルンプール発北京行き ビジネスクラスシート

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マレーシア航空のWEBサイトによれば、新シート機材での運航が始まっているはずだったMH360便。シート換装のスケジュールに遅れが出たのか、旧シート機材がやってきました。

Expertflyerによると翌日の同じ便は新シート機材。もしかすると旧ビジネスクラスの北京線最終日にあたってしまったのかもしれません。きっと日頃の行いが悪いのでしょう!

ただ、この座席、座っている分にはなかなか快適ですので、夜行便でなければ全然問題ありません。この便のビジネスクラスの搭乗率は4割強といったところ。隣席も空席だったので、なおさらです。

このシート、プリセットされたポジションとは別に、細かい調整ができる点も気に入っています。この原稿の下書きも機内で書いていますが、リラックスポジションから少しだけ背もたれを倒し、頭の角度を枕で起こしてあげると、すこぶる捗る感じです。

キャビンリニューアルにより取り外された座席は、多くの場合廃棄される運命にあります。気に入った座席を購入できるようになれば嬉しいのですが、なかなかそういった話は聞かないのが現状です。

 

 

マレーシア航空 MH360便 クアラルンプール発北京行き 出発

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大行列のセキュリティチェックのせいで搭乗完了に時間がかかり、若干の遅れを以てプッシュバック。隣のゲートにはエチオピア航空ご自慢のB787-8が鎮座しています。

何故だか知りませんがエチオピア航空大好きなブロガー、NemoPもついに先日、この最新鋭機への搭乗を果たしたようです。この飛行機も天井裏のバッテリーから火を噴いたりして、一時期は大変でしたねー。

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この空港、滑走路へ入る直前のウェイティングポイントが三箇所もあり、それぞれに離陸機が割り振られて順番に離陸していきます。短距離線だけ滑走路の途中から離陸させるという運用はよく見かけますが、三箇所というのは珍しいような。

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同僚のB737-800と、やたらとよく見かけるSaudiaのB777-200ERとの間に入り、離陸します。

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この日のマレー半島は龍の巣のごとく積乱雲が乱立しています。フォトジェニックではありますが、安全の為には触らぬ神に祟りなし。レーダーベクターを受け、うまいことかわしながら上昇していきます。

 

 

マレーシア航空 MH360便 ビジネスクラス 夕食サービス

北京行きビジネスクラスの夕食サービスを見ていきましょう。

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メニューの表紙には、マレーシアの名物料理、Nasi LemakとTeh Tarikがあしらわれています。

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この便は中距離便なので、アルコールサービスもばっちり。

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テーブルにクロスが敷かれ、ナッツからスタート。カシューナッツ、アーモンドは定番ですが、これにピスタチオも追加された豪華版(?)です。

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サテーはシンガポール航空同様、ビーフとチキンの二種盛り。シンガポール航空のそれよりもジューシーに仕上がっており、ソースも上等。明らかにこちらに軍配が上がります。

皿の回収にきたクルーに「今月、SQにも乗ったけど、彼らのサテーよりずっと美味しいね!」と伝えたら、嬉しそうでした。

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アペタイザーはチキン胸肉のスモーク。超低原価!という感じのメニューですが、お味の方はまずまず。相対的に高い食材を用いて地雷級の前菜をこしらえる会社もあるなか、この一皿は十分にアリだと思われます。

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メインが配膳される段階で、まだこのあたりを飛んでいます。この便でもマレーシア航空のサービスはテキパキ系です。皿が空いているのを見るやすぐに片付け、次の皿のサーブにかかります。このあたりは好き嫌いあるでしょうが、個人的にはSQの間合いよりも好みです。もちろん、のんびり食べたい客には、それ相応のペースでサーブしてくれることでしょう。マレーシア航空のクルーは、フレキシビリティを持ち合わせています。

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メインコースは、事前注文しておいたラム肉のグリル。過去の経験から、クアラルンプール搭載のラム料理は、まず間違いありません。この一皿も例外ではありませんでした。

ラム肉自体も上質ですし、火の通し方もばっちり。理想的なGrilled Lambに仕上がっていました。グレイビーソースはちょっとパンチに欠けていましたが、備え付けの塩をちょっぴり&胡椒をたっぷりまぶすことで、バッチリです。

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もうこのあたりで大分満腹になりつつありましたが、何とかデザートにも手を付け、夕食終了。満足な機内食でした。

唯一残念だったのは、食後に注文したブラックコーヒーがインスタントだったこと。マレーシアはそもそもコーヒーを多飲する国ではなさそうですが、ここはしっかりとしたコーヒーをサーブしてほしいところ。コーヒー派の人こそ、ここは紅茶をオーダーすべきでしょう笑

とはいうものの、搭乗するのにかかるコストを考えれば十分すぎるクオリティです。あまり文句を言うと罰が当たって、また旧シート機材がやってきそうです。

 

 

少々ハートビーティングな悪天候フライト

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夕食サービスが終わると、キャビンは減灯され、お休みモードに。

この日は大気の状態が不安定なようで、北京までなかなかまっすぐに飛ばせてくれません。発達した積乱雲を避けるため、千鳥足のごとく進路を振りながら北上します。このため、所要時間は余計にかかり、北京首都国際空港への到着予定時刻はどんどん遅延していきます。

頑張って避けてはいるものの、結構強めの揺れが襲ってきます。窓の外を見やると、我々が飛ぶ高度よりもかなり上空に稲光が。こちらは4万フィートを巡航していますから、雲高は恐らく5万フィート以上。自然への畏敬の念を禁じ得ません。時折、屋根の方からパリパリパリパリという音も聞こえてきました。機体の帯電によるものでしょうか。コックピットではセントエルモの火が見えていたのかもしれません。

ただでさえ交通量の多い中国付近の航空路。悪天候で狭い空域に航空機が集中しているのか、窓の外を眺めると、尾灯を確認できるくらいの至近距離で対向機とすれ違いました。昼間であれば航空会社・機種まで判別できたに違いありません。

この高度を飛ぶ旅客機はすべからくT-CAS(衝突防止装置)を装備していると思います。従って空中衝突のリスクは非常に低いとはいえ、目の当たりにするとどきりとしてしまうのが人の常というものです。

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中国大陸に入ると、天候がだんだん安定してきました。眼下にマグマのように見えるのは、東アジア随一の歓楽都市マカオの灯。

中華人民のありとあらゆる欲望を満たすマカオの街も、昨今はその勢いに限りが見えているようで。今後は中華JJIの飲む・打つ・買うに依存せず、ファミリー層も楽しめるリゾートにするぞ!と息巻いているそうですが、果たしてうまくいくのでしょうか。

マカオを過ぎた当たりで眠気が襲ってきたので、一眠りすることに。一時間半ほどの休憩を取ることができました。

 

 

マレーシア航空 MH360便 北京首都空港到着

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再びキャビンの明かりが灯され、北京首都空港に向けて降下を開始。深夜ですが、到着便が多いらしくしばらく空中待機します。

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15分ほどグルグル回ったでしょうか。ようやく着陸態勢に入りました。眼下に広がる北京の街は、中国ならではの「紅い夜景」。中国の建物では赤色LEDが多用されているためでしょう。写真でみる以上にアジア他都市の夜景との違いは際立っており、中国のユニークさを感じる瞬間です。

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北京首都空港にはかつてないほどスムーズに着陸するものの、とんでもなくへんぴな滑走路に降ろされてしまいました。海南航空がたくさん並んでいたので、恐らくはターミナル1側の滑走路だったのでしょう。

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深夜にもかかわらず、国内線ランプでは盛んに乗り降りが為されています。中国の航空輸送需要恐るべし。

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延々20分近くタキシングし、ターミナル3の端っこにスポットインしました。いやー長かった。首都空港、頭で理解していた以上に巨大でした。

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どことなく香港と同じ臭いを感じるターミナルに入ると、意外なことに無人状態。ほぼ先頭で降りたので、視界に誰も居ません。不思議な感じです。

入国審査場に到着すると、なんと全てのゲートが閉まっています笑 営業時間に間に合わなかったか!と一瞬焦りましたが、二・三分後にわらわら入管職員が出てきました。どうやら、遅延のために前便との間隔が開いてしまい、休憩モードに入っていたようです。よかった!

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お馴染みのシャトルに乗って、荷物を受け取ろう…としたら、これがまた全然出てこない!そもそも一つ目がでてくるまでに30分近くかかった上、プライオリティタグを無視した適当なハンドリング。荷物を受け取った頃にはもう深夜2時近く。フラフラです!

 

 

まとめ

マレーシア航空のサービス&プロダクトには大満足でした。セールでなければバンコク=北京の往復は日本円換算で10万円くらいですが、通常料金であっても費用対効果に見合う水準だと思います。

特に、マレーシア航空のクルーは、会社として困難な状況にあるにもかかわらず、モチベーションを失うことなく非常に精力的に仕事をしているようにみえます。こういう姿勢をみると、応援したくなってしまいますね。

北京首都空港到着後は悲惨ではあったものの総合的に満足できるフライト。また機会があったら飛ぼうと思いますが、できればダイヤを調整して、もう少し早い時間に北京着としてもらいたいものです。

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