リニューアルルームはなかなか良い感じ!ウェスティン北京金融街 宿泊記

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今回の旅程は北京で12時間程度のオーバーナイトコネクション。空港至近のヒルトンが著しく高かったので、仕方なく北京都心まで足を伸ばしてステイすることにしました。

宿泊先に選択したのは、日本円換算で1万円以下という廉価なレートを出していたウェスティン北京金融街。破壊的なサービスを提供してくれる事もしばしばな中国本土のホテルですが、このホテルでの滞在はどんな具合だったのでしょうか。

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北京首都空港からウェスティン北京金融街へ

マレーシア航空MH360便で若干の遅れを持って到着後、荷物ハンドリングのトロさもあって、税関を抜けたのは深夜2時過ぎ。翌日のソウル行き大韓航空まで9時間しかないため、ホテルまでいくのが億劫になってしまったり。しかし、SPGの滞在数を稼がなければならないこともあり、折れそうな心を叱咤激励しながら、タクシーに乗り込みます。

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前回の北京オフ会の時も感じたのですが、北京のタクシーは結構優秀。英語でのコミュニケーション力はほぼ0ですが、筆談でどうにかなりますし、何も言わずにメーターを倒してくれます。使っている車も、一昔前まで普通だった、草臥れたフォルクスワーゲン・サンタナとはえらい違いです。

高速道路をビュンビュン飛ばし、ウェスティン北京金融街までの所要時間は30分弱。料金は、130元渡してちょこっとお釣りが返ってきた記憶があります。物価水準を考えると非常に割安な水準だといえましょう。

 

 

ウェスティン北京金融街 到着・チェックイン

到着した頃には既に深夜2:30を回っていました。こんな時間なのでドアマンは疎か、ロビー階にスタッフの姿が見当たりません。ロビーに居るのは、騒がしい中東系の集団のみ。いきなり、何じゃこのホテルは〜!という感じです。

ようやくフロントデスクを見つけて近づいていくと、カウンターの向こうからひょっこりスタッフが顔を出しました。なんか寝起きっぽい感じがムンムンしますが、チェックインの手続きそのものは割とスムーズ。前回のSofitel Wanda Beijingではまともに英語が通じず、チェックインの時点から顔面引き攣りだったわけですが、米国系チェーンだということもあり(?)、こちらでは大丈夫でした。

「ちょっと広めの部屋にアップグレードしておいたので、滞在楽しんでね!」と言われたので、少々の期待を胸にエレベーターに乗り込みます。もうさっさと休みたいので、荷物をベルに預けることなく、自分でスーツケースをゴロゴロ転がし移動です。

 

ウェスティン北京金融街 ウェスティンリニューアルルーム

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通された部屋はエレベーター正面の部屋。ぬぬ、これはハズレ部屋か?と一瞬身構えましたが、杞憂でした。あとから調べた所「ウェスティンリニューアルルーム」という客室カテゴリだったようです。

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天井高く広々とした客室は、公式WEBサイトによると60平米。

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ゴールドを基調としたインテリアは中国ではギラギラした感じになりがちですが、こちらでは嫌みなくまとまっています。ライティングもよく考えられており、ゆっくり寛げそうな部屋です。6時間後には出発しなければならないのが、なんとも惜しい…。

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大型のライティングデスクを始め、調度品はマホガニー調。仕事が捗りそうなビジネスチェアも設えられています。デスク周り・ベッド周りともに電源もたっぷり設置。最近リニューアルされた客室だけに、押さえるべき所をきっちり押さえています。

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うしろを振り返ると蘭の生花も。コーヒー・紅茶に関しては中国仕様。

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バスルームも豪華版です。シンクが広々としているのは勿論のこと、風呂場は日本以外では珍しい洗い場つき。この写真ではブラインドが降りてしまっていますが、バスタブのすぐ脇は大型窓になっており、ビューバス仕様です。ただ、目の前にはオフィスビルがありますから、ブラインド全開で眺望を楽しみながら入浴できる時間帯はかなり限られてしまいそう。

バスアメニティはウェスティンの標準品。可もなく不可もなくという品質ですが、シェラトンのそれと比べると大分まともな感じ。

全体的に大満足なバスルームですが、唯一難点を挙げるとすれば、バスタブへの給水圧。湯が溜まるのに結構時間がかかりました。

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ウォーキングクローゼットも大型。長期滞在客にも適応できる広々サイズです。

客室の「点検」を終了し、入浴してモーニングコールをセットした後は、ウェスティンヘブンリーベッドに沈没。4時間半ほどの仮眠をとります…

 

 

ウェスティン北京金融街 チェックアウト・出発

モーニングコールに起こされ、半ばゾンビ状態で身支度を調えてチェックアウト。チェックイン同様非常にスムーズで、オペレーションのクオリティは安定しているように見えました。

親切なドアマンに空港までのタクシーを頼み、乗車。ホテル前で待機しているタクシーでしたが、こちらもメーター料金で、スムーズに空港まで乗車することができた次第。

 

 

ウェスティン北京金融街 ウェスティンリニューアルルーム 滞在のまとめ

滞在時間6時間強という超ショートなステイではありましたが、総合的に快適で満足な滞在でした。到着エクスピアレンスに若干難有りな感じもしますが、ハードとソフトが釣り合わないのは中国のホテルではデフォルトなので、まぁこんなものか…という印象です。

今回は短い滞在だったため、ラウンジや朝食のレビューはできず仕舞いですが、そこまで悲惨なことにはなっていないのでは…?と予想しています。

北京のSPG加盟ホテルの中では、比較的安価な料金を提示していることが多いようです。SPGプラチナ特典でのアップグレード結果も悪くないので、北京を再訪することがあれば、もう一度宿泊してみようと思います。

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