マドリード都心のお手頃IHGホテル Hotel Indigo Madrid Gran Via 宿泊記

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もはや週刊ブログ化しつつある拙ブログ。バンコクに引っ越してきて時間に余裕ができるかと思いきや、まさかの真逆の展開。12月中旬くらいまではこんな状態が続きそうですが、どうぞ見捨てずに、時折足を運んで下さいませ!

マドリードでの一泊目のお宿はHotel Indigo Madrid Gran Via(ホテル・インディゴ・マドリード・グランヴィア)。Indigoはインターコンチネンタル・ホテルズ・グループのブティックホテルブランドで、近年世界各地の主要都市において積極展開中です。今回宿泊したHotel Indigo Madrid Gran Viaも2014年開業の新しいホテル。果たしてハードとサービスはどんな塩梅だったのでしょうか。

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マドリード・バラジャス空港からはタクシーで移動

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マドリードのタクシー(画像出典:Wikipedia)

バラジャス空港からホテルへの移動はタクシーを選択。本来ならばUberを使いたかったところなのですが、空港内に値頃なSIMカードを販売する売店がなかなか見つからず、面倒くさくなってしまったが故の消極的な選択です。

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バラジャス空港のタクシーは、マドリード都心部までの利用であればEUR30均一の明朗会計。上図中、青線で示したM-30号線の内側への利用が均一料金の対象になります。メーターで走った場合と比較して高いのか安いのかは不明ですが、主要なホテル・観光地は殆どこの青線内に収まっているようなので、不案内な観光客にとっては好ましい仕組みだといえましょう。

つかまえたタクシーの運転手は割と寡黙なスペインおじさん。べらべらとスペイン語で話されてもわからないよーと思っていたわけですが、思いのほか静かなタイプで良かったです笑 ホテルまでは所要30分弱くらい。都心に入ってから多少流れが悪くなりましたが、総合的に見て快適な移動でした。

マドリードのタクシーは簡単な英語も通じますし、運転手のクオリティも問題無かったという印象です。Uberはあまり台数が多くない上、一方通行のせいでなかなかやってこなかったりしたので、目の前にいるタクシーを都度都度つかまえて移動した方が、効率が良さそうです。

Hotel Indigo Madrid Gran Via チェックイン

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ホテルの入口はあまり目立ちません。インディゴ印の幟が立っているだけなので、初めて足を運ぶ際には少し戸惑ってしまうかも。

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ガラス扉を開けると、すぐに吹き抜けのロビーに。ポップ&スタイリッシュな空間は、なんともインディゴっぽい仕上がりです。

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ロビー中心に設えられている円形のフロントデスクでチェックインを行います。

このホテルのフロント、基本的には1名のスタッフでのみ回している感じでした。そのせいか、どのスタッフもラテンな国とは思えない仕事の速さ。

私が到着した時も先客(チェックアウト客)が居ましたが、カウンター内をヒラヒラと飛び回りつつ、内線コールを受けたりもしながらテキパキと仕事を進めていきます。

先客のチェックアウトが終了したところで私のターン。ホテルに到着したのは午前11時過ぎだったので、部屋の準備ができているかは怪しいところです。

え「どうもー、チェックインお願いします。まだ部屋って準備できてないですよね。。」

インディゴ姐「あらー、いらっしゃい!お客さん、どちらから?」

え「バンコクなんすよー」

インディゴ姐「あらまー、遠いところから遙々!お疲れだからすぐに部屋に入りたいわよね。ちょっと待ってね、清掃の済んだ部屋がないか探してみるわ」

と、ハウスキーピングに電話で確認してくれます。

インディゴ姐「うーん…今すぐに案内できる部屋だと、建物内側のクイーンベッドの部屋しかないわね…元々は、もうちょっと良い部屋にアサインする予定だったんだけど、そっちは出来上がってくるのが15時くらいになりそう。どうする?」

え「なるほどー!でも、一泊だしシャワー浴びたいんで、今回は前者で。お心遣いありがとう!!」

この時の担当者はラテン美人なお姉様でしたが、英語も流暢かつアテンティブな対応で非常に好印象でした。仕事が早くて感じ良いスタッフって素晴らしいですね。今後も頑張ってほしいです!

Hotel Indigo Madrid Gran Via スタンダードルーム

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エレベーターで5階にあがり、スーツケースをコロコロ押しながら自室へ。部屋の扉を開いた瞬間の印象は「確かに狭い…笑」。ドアをあけると、目の前にドドーンとベッドが鎮座する構造になっています。

バスルームも含めて20平米台前半の客室面積でしょうか。ヨーロッパのホテルでたまにある「スーツケース広げたら自分の居場所がなくなった!」系の狭さではありませんが、お世辞にも広々とは言えません。

とはいうものの、都心立地でEUR150++くらいの宿泊料金ですから、ここに関して文句を言うのはフェアネスに欠けるというものです。

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クイーンサイズのベッドは快適。リネンのクオリティも悪くありません。枕元にはマドリード名物のスミレキャンディーの小袋が置いてありました。こういう地域色の出るプレゼントは嬉しいですね!

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残念ながら、枕元にはガジェット充電用のコンセントは備え付けられていません。一口だけあるコンセントは、アラームクロックに占有されてしまっています。前日の滞在客が電源をぶち抜いたせいか、時刻が激しく狂っているのはご愛敬です。このご時世、みんな考えることは同じですな。

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壁際のデスク周り。元々スペース的に限られているところに、電話とネスプレッソが置かれており、ここにノートPCや書類を展開するのは少々厳しい感じです。ネスプレッソは持ち手つきのトレイに載っているので、一式まとめてベッドの上に疎開させれば、大分マシになってきます。

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細長い窓の脇にはイスが一脚。バスルーム目の前なので、多くの場合荷物置き場と化すことになるでしょう。

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バスルームはこんな感じ。当然ながらバスタブはなし。シャワーブースのみの仕様になっています。シンク周りの空間は広々としているので、コスメなどをドカっと展開したい人にとっても必要十分でしょう。

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シャワーは一般的な2-Wayタイプ。若干水圧が甘い感じがしましたが、古い建物をリノベーションして使っているホテルですので、ここは仕方がないかも。

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バスアメニティはすべてAveda。なかなか使い心地良好で気に入りました!

Indigoはバンコクもそうでしたが、バスアメニティにこだわりがあるように思います。

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フロントでの事前情報通り、ちょっと閉塞感のあるこぢんまりとした客室でしたが、公式WEBサイトによると、上記の画像のような開放感溢れる部屋も存在する模様。次回滞在するとしたら事前にネゴってこういう部屋をゲットしたいところです!

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Hotel Indigo Madrid Gran Via 周辺環境

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アクセスと周辺環境は申し分ないと言ってよいでしょう。最寄りの地下鉄Callao(カジャオ)駅までは徒歩3分といったところですし、周辺にはナイスな飲食店も多数存在します。

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人通りも多いので、よっぽどの深夜早朝でない限り、一人歩きをしても治安上の懸念は存在しないように感じました。

今回は朝食なしの料金で予約を入れていたためホテルの外で朝食をとったのですが、そのオプションもなかなか豊富。周辺をちょこっと散歩するだけで、良さげなカフェが何軒も…

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その中の一軒に飛び込んで注文したのがこちら。生ハムをバゲットにはさんだサンドイッチにエスプレッソをつけて、EUR3.00でお釣りがくるという良心プライス。この店に限らず、スペインは料理が美味しくて安い!

Hotel Indigo Madrid Gran Via 宿泊記 まとめ

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客室そのものは手狭でしたが、滞在そのものの快適さは必要十分でした。季節によってレートは多少上下しますが、100ユーロ代半ば+TAXという宿泊代金であれば、充分にオススメできるホテルだと思われます。

オープンから約2年の新しいホテルですが、スタッフは非常によく訓練されていた印象です。(少人数オペレーションが徹底されているようで、あまり続くと疲弊してしまわないか、少々心配でもあります…)

なお、同ホテルにはナイスなルーフトップバーも存在するようです。今回は気候的に肌寒かった&時間がなかったため未訪問ですが、次回滞在することがあれば、是非こちらにも足を運んでみたいところ!

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