香港島に泊まるならここかな。Novotel Century Hong Kong Hotel 宿泊記

novotel_century(画像:Wikipediaより)

今回の香港滞在は元々2泊を予定していたところ、後になってから3泊に変更に。

先日宿泊記をアップしたNovotel Nathan Road は非常に居心地のよいホテルであり、バタバタと移動するのは気ぜわしくて嫌なので、ここを延泊できればベストだったのですが…残念ながら最終日は満室。直前にもかかわらず割安なレートを出していた、湾仔にある同系列のホテルに移動しました。

元Marcoflyerはどこへ行く

大韓航空のB747-8を満喫した後は、空港バスA21番で香港は九龍へ。通常だとエアポートエクスプレスで九龍駅まで行くこと…

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Novotel Century Hong Kong Hotel チェックイン

佐敦から湾仔への移動はUberで。当初はタクシーでと考えていたものの、ホテル前に待機していたタクシーには全て乗車拒否されました笑 元々空港へ向かう出発客狙いでしょうし、紅ハムの海底トンネルも渋滞する時間帯ですから、仕方ないっちゃ仕方ないです。

ベルボーイからは「湾仔までだったらMTRで行ったら?」と謎なアドバイスを受けましたが、大きめのスーツケースを転がしてMTR(かつ要乗り換え)に乗るのはちょっと…

残念ながらUberXは近くに居らず、Uber Blackも1.2xのサージあり。でも、背に腹は替えられず、発注。

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途中少し渋滞したものの、湾仔には約20分で到着。トンネル通行料金こみで134HKDとタクシーより大分高くつきましたが、仕方ないでしょう。

到着後は荷物を預け、まっすぐフロントへ。期限切れ間近のAccor Le Club Platinumステータスを引っさげての宿泊ですが、今回はエグゼクティブラウンジに案内されることなく、そのままフロントでの手続きとなりました。ホテルによって運用が違うのが興味深い所です。(逆に「ここで全部手続きしたいんだけど…」といってもエグゼクティブラウンジに拉致されるケースもありますが、これにはちょっと閉口させられます…)

 

Novotel Century Hong Kong Hotel エグゼクティブルーム

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今回案内されたのは16階のエグゼクティブルーム。客室面積や設備、アメニティ等はスタンダードルームと変わりないように見えます。

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枕は4つを重ねてセットするシェラトンスタイル。リネンの感じはNovotel Hong Kong Nathan Roadと似たような感じですが、ベッドパッドがしっかりしている分、寝心地はこちらの方が良かったように記憶しています。また、エアコンやアラーム、Do Not Disturbランプ等は枕元のコントロールパネルで一括して管理が可能です。

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玄関脇には作り付けの荷物置き場も。スーツケースを広げると通路が狭くなってしまいますが、折りたたみタイプよりもしっかりとしていますから、安心感があります。

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この部屋で特筆すべきは広々としたワークスペース。客室の幅全てが一続きのデスクになっていますから、部屋の中でドキュメントを一杯に広げて作業しなければならないようなケースには殊更ありがたく感じられそうです。エルゴノミックデザインな椅子のかけ心地もよく、ビジネス客にとっては使い勝手のよい部屋だといえましょう。

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窓からの眺めはこんな感じ。辛うじてヴィクトリア湾を臨めますが、基本的には香港の雑居ビルビュー。お互いの生活状況が手に取るようにわかるレベルの近さです。覗き見趣味の方には垂涎ものかもしれませんが、多くの方にとっては見るのも見られるのも歓迎せざる事でしょう。滞在中はレースのカーテンを引いておくことをオススメします。

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Novotel Century Hong Kong Hotel バスルーム

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香港の同クラスホテルでは標準的な、シャワーのみの浴室です。一応ハンドシャワーとレインシャワーが切替可能になっています。

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シンク周りはそれなりにスペースが取られています。一名での滞在であれば十分すぎる広さです。

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前回撮影し損なったフェア・トレードアメニティはこちら。

・シャワージェル&シャンプー&石鹸:パラグアイ産サトウキビ
・コンディショナー&ボディローション:ガーナ産シアナッツ

と産地まで明記してあります。

先代のNovotel標準アメニティ—薄青い包み紙にNロゴが入ったもの—は使い心地がいまいちで、Novotelはシェラトンと並んで「自分でバスアメニティを持参して滞在したいホテルチェーン」にカテゴライズされていました。

しかし、この新アメニティはなかなかナイス。香りもいいですし、量もたっぷり。使いでのあるアメニティに進化していて、好印象でした。

ヲマサさん情報によると、Novotel Nathan Roadはリクエストするとバスタブつきの部屋がでてくる事が多いとのこと。ならば湾仔も?と思って調べてみた所、そのような客室の画像を発見しました。次回宿泊する際は、バスタブ有部屋のリクエストを入れてみようと思います。

 

Novotel Century Hong Kong Hotel 周辺環境

駅前すぐ!という感じではありませんが、スターフェリーの湾仔埠頭や、MTRの湾仔駅からは徒歩圏なので、交通の便は悪くないかと。

周辺は佐敦以上に雑然としています。裏通りには飲食店だけでなく、オフィスや自動車修理工場、荷物の配送センター等々が点在している感じ。香港は統計的に見ると非常に安全なので、実際には治安の懸念は全くないのだとは思いますが、裏通りに関しては女性だと夜間不安を感じるかもしれません。表通りは全く問題ないと思います。

食に関しても、ぽつぽつ良さげな店がありました。超有名店というのはありませんが、香港の庶民派食堂好きの方は敢えて朝食をつけるまでもないホテルでしょう。

 

余談

このホテル、非常にエアラインクルーの宿泊が多いように見受けられました。ロビーを通りがかると、出発前の待ち合わせをしているクルーをよく見かけたり。

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2Fのロビーバーで寛いでいた際、たまたま階下で出撃準備中だったのはSWISSご一行様。シックな制服と男女ともに整ったスタイル、和気藹々とした雰囲気が印象的で、思わず写真に収めてしまいました。

長距離路線故、複数泊のステイなのでしょう。通りがかった別シフトの同僚とつかの間の再会を楽しんでいる様は、端から見ていても非常に微笑ましい光景でした。

なかなか搭乗する機会のないスターアライアンスメンバーのスイス航空ですが、クルーが素敵そうなので、こういうのを見ると俄然乗ってみたくなってしまいます。

 

まとめ

こちらも非常にコストパフォーマンスに優れた良いホテルでした。ホスピタリティに関してはNovotel Nathan Roadに軍配が上がりますが、部屋はこちらの方が良かったかな…

九龍サイド中心に攻めたいか、香港島に用事があるかによって使い分けると、香港滞在が色々と捗ること間違いなしです。

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