(画像出典:Wikipedia)
大韓航空のB747-8を満喫した後は、空港バスA21番で香港は九龍へ。通常だとエアポートエクスプレスで九龍駅まで行くことが多いのですが、今回は宿泊先がNovotel Nathan Road Kowloon(ノボテル・ネイサンロード・九龍)なので、空港バスで都心まで向かうことにしました。
乗車後約40分で、彌敦酒店停留所に到着。エアポートエクスプレス+MTRよりも恐らく速く、運賃はHKD33とお値打ちプライス。荷物が著しく大きくなければ、時間帯を問わず頻発しているA21番バスが、このホテルへのベスト・アクセスでしょう。ただ、復路に関しては停留所に到るまでに、エレベータなしの地下道で彌敦道(ネイザン・ロード)を横断する必要があります。従ってスーツケースだとしんどい場合もでてきそう。
玄関を入った所にベルデスクがあるので、そこで荷物を託し、ロビー階経由でチェックインに向かいます。
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Novotel Nathan Road Kowloon エグゼクティブキングルーム
今月末で有効期間が切れてしまいますが、Accor Le Club Platinum会員資格を保有しています。このため、予約したのは最安カテゴリだったものの、エグゼクティブフロアの客室にアップグレードされました。
とはいうものの、公式サイトの記載を見る限り、インテリアや客室面積、アメニティ等に違いはない模様。高層階であることと、エグゼクティブラウンジアクセスが付くことのみが、通常客室との間の差異になります。
客室面積は25平米といったところでしょうか。広々といった感じは全くしませんが、限られたスペースを効率的に利用しているレイアウトです。コンパクトなスペースに、シティホテルとして必要とされる備品がうまいこと詰め込まれています。ワークスペースが広く取られている点は、滞在中PC作業を強いられる今回のようなケースにはありがたいです!
ベッドのヘッドボードに照明が埋め込まれているデザインは、ここ最近改装されたNovotelの得意版。ヤンゴンやら、台北桃園やら、そこかしこで遭遇するため最早お馴染みです。ユニークなのは、テレビのリモコン等を置く台。たまにベッドの上に巨大なトレーを置くホテルがありますが、こちらのタイプの方がしまう場所に苦慮することがなく、ナイスですね。ただ、角が丸まっていないのがちょっとデンジャー。ベッドの上でゴロゴロしているときにくるぶしをぶつけて悶絶しました!
リラックスソファも完備。後ろの壁掛け写真とモロ被りになってしまっている…とつっこむのは野暮というものでしょう。
タッチパネル式とまではいきませんが、ベッド周りの設計も新しくなっています。空調の調整や Do Not Disturb ランプの点灯など、このスイッチにてワンタッチで可能です。
コーヒー、紅茶等も一通り。電源プラグの変換アダプタも備え付けられているのは嬉しい配慮。
クローゼットの中身。アイロンセットも装備されていますので、ひーこら自分でプレスをかけることも可能です。ハンガーは取り外せないタイプ。これ使いづらいんですよね…嬉々としてハンガーを持ち帰ってしまう層のお客たまもいらっしゃる、ということでしょう。
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Novotel Nathan Road Kowloon エグゼクティブキングルーム 浴室
水回りはこんな感じ。クローズアップ写真を撮り忘れてしまったのですが、Novotel標準アメニティが変わっていました。以前は何の変哲もないロゴ入り石鹸等々だったのですが、フェアトレードを前面に押し出したものになっています。使い心地もまずまず。以前のアメニティはかなり微妙な感じだったので、嬉しい改善です。
残念ながらバスタブは備え付けられていません。シャワーブースはレインシャワーとハンドシャワーの2WAYタイプ。水圧・湯温ともに十分でした。この料金帯だと、なかなかバスタブのある部屋に泊まれないのが香港出張の泣き所です。
Novotel Nathan Road Kowloon エグゼクティブラウンジ朝食
Accor Le Clubプラチナ会員にはエグゼクティブラウンジでのコンチネンタル朝食が無料提供されます。このエグゼクティブラウンジ、こぢんまりしていまして…いつ行っても人で一杯ワッショイ状態でした。この為、ラウンジの写真は撮れず仕舞いです。
メニューは洋食中心に、メジャーなアイテムが一通りという感じ。一つ一つの品物のクオリティは悪くないのですが、「わざわざ香港までやって来て朝飯にこれ食う?」と訊かれると答えに窮する感じです。
周辺には美味しいローカル飲食店が多数ありますから、そういう店で Hong Kong Style Breakfastを楽しんだ方が印象深い滞在になりましょう。
Novotel Nathan Road Kowloon 周辺環境
九龍の目抜き通りである彌敦道(ネイザン・ロード)に隣接していますので、昼夜問わず賑やかです。ただ、彌敦道の反対側と比較して、いかがわしい雰囲気は随分と希薄。家族連れでも問題なく宿泊できる雰囲気の立地だと思われます。
バス停までは徒歩数十秒といったところですし、MTRの佐敦駅までも徒歩約3分。九龍側中心に香港をガシガシ回りたい人にはもってこいのホテルでしょう。
周辺飲食店での一押しは彌敦粥麺家。鮑粥がシグネチャーらしいですが、私は豚レバーのお粥が一番好きで、そこに揚げパンぶっ込んで貪り食べております。ビバ・香港の朝ご飯という感じのこの店に徒歩5秒でリーチ出来るという点は、このホテルの大きな魅力だといえます。
彌敦粥麺家に関しては、いつもコメントを下さる拓さまが先に記事にされているので、下記の記事をご覧あれ!
你好(ねいほう)! 彡⌒ミ ピカーン ( ・∀・)<わしの頭は香港の100万ドルの夜景! でおなじみの拓さまです。…
Novotel Nathan Road Kowloon のまとめ
豪華さもロマンチックさも特にいらないぜ!という前提で、このNovotel Nathan Road Kowloonは素晴らしいホテルであるように思います。ここ最近は1万円台前半で泊まれる事も多くなってきました。従業員も割とそつなく仕事をこなす感じ。変な地雷を踏むこともありません。
ホテル滞在を主眼として香港へと飛ぶ方にはオススメできませんが、街歩き重視派の方にとっては、コストパフォーマンスに優れた良ホテルですので、ぜひどうぞ。
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