フィリピン航空 関空=台北=マニラ線 就航記念パーティに参加してきた!

最近、ますぞ画都知事ブログと化している気のあるcx902.com by NemoP
いつも仲良くしていただいてありがとうございます。CX902.com、本来的にはヒコーキ旅行&海外生活ブログなのですが、その中でもユニークで根強い人気を誇るのが「カオス・フィリピン」ネタ

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そのせいかどうかは不明ですが、新規就航となるフィリピン航空関空台北線の就航記念記者会見&パーティの招待状が、とあるルートで届いたのだとか。

「この日程だと日本にいないよ(・д・)チッ あ、てか、そんならエビちゃん代打でいく?」

と、いうことで行ってきました。会場は日航ホテル大阪。ちょうど大阪でこなさなければならない所用もあったので、グッドタイミングでした!よちよち歩きブログにもかかわらず、こんなイベントに参加できてドキドキです。

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フィリピン航空 関空〜台北・桃園〜マニラ線の概要

イベントの様子に入る前に、今回開設される新路線について簡単にまとめておきます。

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元々、フィリピン航空の関空マニラ線は関空午前発、午後着の直行1往復が運航されていました。

・往路
PR 407 KIXMNL 0955-1255
・復路
PR 408 MNLKIX 1405-1910(機材はいずれもA330-300)

運用効率を考えると、マニラ発を早朝にして同日往復させることもできそうですが…敢えて関空で機材とクルーをロングステイさせながらの、日本口での利便性にフォーカスしたスケジュールであることがわかります。関空マニラ間のレガシーキャリアの直行便はこの一往復だけなので、速達性という側面では、元々独壇場といえましょう。

そこに今回加わるのが、台北経由のこの便。

・往路
PR 897 KIXTPE 1650-1910
PR 897 TPEMNL 2010-2230
・復路
PR 896 MNLTPE 0710-0925
PR 896 TPEKIX 1020-1405 (機材はいずれもA321。水・日曜は10分早発)

これまで、午後に関空を出発してマニラに同日到着しようとすると、フィリピン航空のセブ経由(KIX1525発 MNL2140着)かアシアナ航空のソウル仁川経由(KIX1700発 MNL23:05着)を利用する必要がありました。(※LCCを除く)

セブで一旦入国して乗り継ぐのは面倒くさそうですし、アシアナ航空は悪名高きニノイアキノ国際空港T1への到着です。使用機材がA321で少々小さいのが気になる所ですが、午後に関空を出発してマニラにいかねば!という時にはベストオプションになると思います。

また、この便は関空台北間のみの搭乗も可能な、以遠権路線です。この区間のスケジュールも悪くないので、敢えてチャイナエアラインズやエバー航空に乗らず、フィリピン航空で台湾旅行というのも面白そうです。

 

フィリピン航空 関空〜台北・桃園〜マニラ線 公示運賃のレビュー

関空台北間の運賃をExpertflyer.comで引いてみると、こんな感じ。

PR_KIXTPE_fareこの早割3のOクラス(14日FIX)は安いですねー。

PR_KIXTPE_fare_2

諸税込みで15,320円、預け手荷物20kgまでOKというのはかなり戦略的なプライスでしょう。

このブログをご覧の方は、各航空会社のFFPにガッチリ取り込まれているケースが多いと思います。他方、世の中には特にご贔屓の航空会社が定まっていない人もそれ以上に多くいるものです。フルサービス&預け手荷物無料ながら低廉なこの運賃は、このようなライトユーザー層に対して訴求力が高いのでは…と思ったら、この運賃は6/25-28出発限定。以降はEクラス(24,000円++)が最安となるようです。これはちょっと高いかな…

とはいうものの、旅行代理店経由では激安のツアーやユニット運賃を購入できるようなのです。公示運賃を買うより、代理店経由でキャンペーン料金を購入するのが賢いですね。

PR_KIXMNL_fare

こちらは関空マニラ通しの運賃。

劇的に安い!という印象は受けませんが、最安のOクラス(6/15までの購入必須)であっても台北で途中降機(追加料金7,000円/回で往復OK)が可能です。チャイナエアラインズ(CI)の安いブッキングクラスは台北でストップオーバー不可な場合が多いと思うので、台湾とフィリピンを周遊したいときなどは利用価値大でしょう。

なお、今回取り上げた最安値のOクラスであっても、ANAマイレージクラブには実航行マイルの50%が積算可能です(PRはスターアライアンスに加盟していないので、エリート資格マイルとしてはカウントされません)。

関空台北間であれば往復1,000マイルちょっとの積算ですが、1マイル2~3円程度の価値であること&元々の運賃を考慮すると、結構良い感じの還元率です

なお、今回増便されたPR897/896便はANAとコードシェアを行っていません。従って、関空〜台北間・関空〜マニラ間いずれの利用であっても、ANA上級会員への各種ベネフィットの提供は行われません。この点に関しては注意が必要です。(関空〜マニラ直行便の常連客が、朝便ではラウンジは入れるのに、この便では入れないとは怪しからん!!と荒れそうな予感も)

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関空〜台北桃園〜マニラ線 記者会見&パーティの様子

当日は17時から始まる記者会見と19時からの就航記念パーティの2本建て。お言葉に甘えて、両方に参加させていただきました。

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まずはホテル4Fバンケットルームでの記者会見から。部屋に通されると、もう既に前方にはフィリピン本国から来たPALエグゼティブの皆様が鎮座ましましています。うーん、予想以上に気合いが入っていますね。若干気圧されます。

 

エグゼクティブ諸氏からの挨拶の後は、今回新規就航する関空〜台北桃園〜マニラ線と同社の就航地、プロダクトに関するプレゼンテーション。これはちょっと間延びしていて、方法論として再考の余地があるのではと感じました。

特に就航地・プロダクトに関しては、作り手の思いが感じられないというか、無味乾燥な情報の羅列になってしまっていました…これだと予備知識の少ないメディアの人たちには聞き所が分からず勿体ないな〜と思ったり。

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面白いと感じたのは、機内エンターテインメントをWiFi+スマホアプリで置き換えているというくだり。確かに、個人用モニターは画面の解像度や操作性がいまいちだったりすることもしばしば。設置やメンテナンスのコスト、品質の担保もバカにならないでしょうから、その分のコストを削減してWiFi経由で配信されるコンテンツの充実に宛ててもらえるのであれば、個人的には大歓迎です。(現時点では一部使えない機材もあるようですが)

ただ、搭乗前にアプリをダウンロード必須というのは考えもの。初搭乗の人はそんなことを知るよしもないですから、アプリ本体も機内WiFiからダウンロードできる仕様になると、より良いと思います。

一連のプレゼンテーションに対する質疑応答終了後、1時間ほどのアイドルタイムを挟んで、ホテル最上階の宴会に移動。いよいよ就航記念パーティの始まりです。

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会場に赴いてみると、なかなかの盛況ぶり。フィリピン風でなく、中華風の会場デコレーションに驚かされます。この新規開設便の訴求ポイントが、日台間の利用にフォーカスされていることが分かりますね〜。

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ディナータイムにかかるパーティということで、フルコースのメニューが予め各席にセットされています。楽しみ!

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フィリピン航空エグゼクティブ諸氏からのご挨拶の後は、記者会見のときと同じプレゼンテーションを最初から。ディナーパーティから参加という方もかなり多いようでしたからね。

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ぬお、A321のスライドなのに画像がA330になってる!

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お、以前ネタにさせてもらった、なんとも言えない顔のおっさん出たー!

とか楽しみながら小一時間。

シャンパンがサーブされ始め、いよいよ乾杯間近という感じです。

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「いやー、これ以上引っ張るとみんな寝ちゃいそうなんで、そろそろ乾杯しましょう」

とは乾杯の音頭を取ったエグゼクティブ氏。こうやって笑いを取るあたり、フィリピンっぽくっていいですなー。

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この後は、周囲の方と談笑しながら、食べます!食べます!

メインコースまで進み、お腹がくちた所で照明が暗転、今度はフィリピンの人気歌手Aicelle Santosがオンステージ!

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歌います

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客席でも歌います

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PALの偉い人も踊ります

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関空の偉い人も踊ります

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なんか収拾が付かなくなってきました笑

いやー、やっぱりP人は東南アジア一のハイテンション民族ですね。
アンコールもガンガンかかっており、合計5-6曲は歌っていたでしょうか。素晴らしい歌唱力もあってあっという間でしたが、ステージ上は日本日本したパーティでは考えられないカオスな状態になっていました笑 いいですねー。

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興奮冷めやらぬ中、引き続き出席者を対象としたラッキードロー。関空マニラ往復航空券や、関空台北ビジネスクラス無料航空券+ホテル日航台北2泊無料宿泊など、豪華な賞品が用意されていました。残念ながら当たらなかったです!

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〆はフィリピン航空テーマソング “The Heart of Filipino”のミュージックビデオで。Youtubeに上がっているのとちょっとバージョンが違ったり。こんな可愛いP子とか、Dash8とか映ってて良い感じです。

なお、帰りがけにはお土産をいただきました。

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フィリピン航空謹製のトラベルピロー、バッグ、ポロシャツに、電源プラグアダプターとタンブラー。なんともLovelyです。今度NemoPと会ったときに、山分けしなくちゃ。

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まとめ

記者会見から通算すると所要時間5時間超、なかなかの長丁場でしたが、随所にP国らしさが炸裂で、楽しませていただきました。ピンチヒッター指名してくれたNemoPと、Lovelyなパーティを催して下さったフィリピン航空さんにはこの場を借りて深く感謝申し上げます。

今回開設の関空〜台北桃園〜マニラ線、旅行代理店経由の激安パッケージも組成されているので、そちらで利用するのもありかと思います。2-3泊の台北旅行にはよいスケジュールですよ!

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